パイオラックスは、自動車向けの精密ばねと工業用ファスナーが両輪。日産グループ向け5割。医療機器も育成。
株主優待はグルメギフト券で、長期優遇制度によりクオカードが加えられます。
パイオラックスの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
高利益率・好財務の自動車部品メーカー
事業内容
パイオラックスは、自動車向けの精密ばねと工業用ファスナーを両輪とする自動車部品メーカーです。
自動車部品メーカーというと下請け業者というイメージがありますが、パイオラックスは営業利益10%超であることを考えると、非常に競争力のある企業であることが分かります。
財務鉄壁
パイオラックスは無借金経営であり、自己資本比率84%となっており、鉄壁の財務といえます。
長年キャッシュを積み上げ続けており、ますます安定感が増しています。
桐谷さんもオススメ
優待投資家として有名な桐谷さんもオススメされています。
桐谷さんによると、ここをおススメする理由が、
「財務安定で、安心放置できるのがいい」
「優待のカタログで、果物が充実。18種類もある」
中期経営計画
パイオラックスは2020年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を発表しています。1年毎にローリングする形式です。
2020年3月期において、売上670億円(年率+1%成長)、営業利益106億円(年率+1%成長)を目標として掲げています。
ほぼ横ばいの目標となっていますが、株主還元として配当性向の引き上げ(2020年3月期で20%)を明言しています。
株主優待はグルメギフト券
株主優待は100株以上で3,000円相当のグルメギフト券がもらえます。
また、3年以上の継続保有で1,000円相当のクオカードが追加されます。
グルメギフト券とありますが、実際はカタログギフトです。
グルメギフト券とありますが、実際はカタログから商品を選択するカタログギフト優待ですね
フルーツが充実しており、優待で得たフルーツを紹介されています。
パイオラックスの優待グルメギフトはフルーツが非常に充実しているのが特徴ですね。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
総合評価
業績に注目するというよりは、高利益率で鉄壁財務であることから、安定的な優待銘柄として個人投資家から人気を集めています。
電気自動車への変革期にある現在、自動車の部品点数は激減すると言われており、今後の業績の保証・予測は難しいです。
その一方で、配当性向は未だに20%に留まっており、鉄壁財務からしても、今後は株主還元のより一層の強化が望まれるかと思います。
増配・優待銘柄として少数株をホールドするのは全く問題ないと思われます。
優待をもらいながらホールドするには何の不安もない銘柄であると評価されています。
パイオラックスは成長力も利益率も高いですし、指標的にもまずまず割安ですし、PF中位でホールドしていくのには何の不安感も無い非常に良い銘柄です。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしながら応援していく予定です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌