PLANT(7646)

PLANTは、郊外で衣食住を格安販売する超大型スーパーセンターを運営。北陸地盤に近畿などにも展開。

株主優待は買物券または図書カードです。

指標的割安感があり、バリュー株に分類します。2017年9月期で6期連続増配です。

PLANTの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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財務改善を終えて成長路線へ

事業内容

PLANTは北陸を地盤として、衣食住を格安販売する超大型スーパーセンターを運営しています。店舗数は少ないながら中四国~近畿~北陸~東北までの広い地域に出店しています。

2018年5月時点で23店舗を展開しており、内訳は以下の通りです。

  • 福島:1店舗
  • 新潟:4店舗
  • 富山:1店舗
  • 石川:2店舗
  • 福井:8店舗
  • 岐阜:1店舗
  • 三重:1店舗
  • 京都:1店舗
  • 兵庫:1店舗
  • 香川:1店舗
  • 鳥取:1店舗
  • 島根:1店舗

PLANTは、「郊外」で「ローコストオペレーション」によって、「衣食住」すべてを販売するという戦略をとっています。

具体的には、広大な倉庫型の店舗であるため商品管理コストが低い他、広告宣伝費も最小限に抑える等、低コストによる安売りを行っています。

2018年9月期 固定資産譲渡による特別利益

PLANT-4 大熊店(福島県)は、東日本大震災により被害を受け、営業を休止していました。

2017年10月になって、国(環境省)が中間貯蔵施設を建設することを決定し、土地・建物の固定資産を譲渡することになりました。

この固定資産は過年度に減損処理を終えており、帳簿価格は0円となっていましたため、今回の譲渡により特別利益として約30億円の特別利益を計上することとなりました。

先行投資で減益が見込まれる中で、純利益については大幅に黒字となる見込みとなりました。

人件費の増加、店舗改修による先行投資などで、営業利益は減少しています。
今期こその底入れを目指し、さらに、固定資産譲渡による特別利益で、純利益は大幅黒字の見込みです。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

財務改善

PLANTは2009年以降、新規出店を抑え、財務改善を続けてきました。

2017年9月期においては、実質無借金経営であり、自己資本比率は41%となるまで財務が改善しています。

これにより既に財務的には、安定感がある、良好であると評価されています。

財務面は、自己資本比率4割台で、現金等>有利子負債と安定感があります。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

財務は、自己資本比率は、41.1%で利益余剰金>>有利子負債と良好。

引用元:優待株で資産増と幸福増?? 三児のパパ

中期経営計画

PLANTは、2021年9月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2021年9月期において、売上高1,100億円(年率+%成長)を目標値としています。これを達成するために店舗数を23店舗→31店舗へと増やすこととしています。

前回の中期経営計画では新規出店を抑えて財務健全化に注力し、自己資本比率を16.4%→40.5%、D/Eレシオを3.12倍→0.49倍としました。これにより財務健全化が達成されたとのことで、今回の中計では成長に舵を切りました。

初年度となる2017年9月期においては、1店舗を新規出店した他、既存店の改装・ガソリンスタンド併設などを行いましたが、減収減益の厳しいスタートとなっています。

株主優待は買物券または図書カード

株主優待は100株以上の保有で、1,000円相当の買物券または図書カードがもらえます。

買物券だけであれば購入検討外だったものの、図書カードもあるので購入されたということです。

株主優待が買い物優待券だけなら近所にお店がないので購入検討外だったのですが図書カードもあると今週知りました。

引用元:きなこの株主優待と甘いもの&糖質制限を楽しむ日記

買物券か図書カードかの選択のハガキを出す必要があります。何もしないと買物券が送られてきます。

優待は10月にお買物券か図書カードの選択のハガキを出さないとお買物券になってしまうのでちょっと面倒くさいですね。

引用元:ラッキー猫太郎の株主優待と懸賞ブログ

総合評価

ここ10年間は業績横ばいながら、キャッシュを稼ぎ続け、財務を改善してきました。今後は成長路線へと舵を切る見込みです。

2018年5月時点において、PER3.7倍/PBR0.61倍となっています。今期は特別利益が見込まれるためPERが異常に低くなっているものの、それを除いても指標的には割安感があります。

来季以降は出店を加速し、成長路線を目指すという中期経営計画は未だに信用されていないため、割安放置されているという印象です。店舗増・増収増益が明確になってくれば割安訂正が起こると思われます。

成長力がなく、利益率も低く、しょぼくれた銘柄と指摘されている一方で、指標的に十分安く、超不人気な点で評価されています。

自分はPLANTのような成長力がなく、利益率も低く、しょぼくれた銘柄を愛してしまうから投資家として勝ちきれず大成出来ないままでここまで来てしまったし、そして同時にPLANTのような指標的に十分に安く、超不人気な銘柄を粘り強くホールドしていける精神力があるからここまで市場で生き残っても来れたのです。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

成長性はないものの、毎年増配しているので保有し続けているとコメントされています。

成長性はあまりなく業績も低調ですが、ここ数年毎年2円づつ増配を続けてくれていますので、特に売る必要もなく保有し続けています。

引用元:高配当株とJリートで自分年金づくり

優待・配当が結構良く、NISAで保有しているそうです。

PLANTから優待の図書カード1000円分が届きました♪

ここは配当も年3%越えと結構良いのでNISAで保有しています。

引用元:しゅがこの優待生活メモリーズ

割安感のみ最高評価で、後は全て普通評価となっています。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:C
・財務安定度:C
・配当利回り:C
・割安感:A

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

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