今月から月間の人気株(人気記事)をまとめたいと思います。
当サイトの記事は上場企業のほんの一部でしかないこと、検索流入が主たるアクセスであるため競合サイトが少ないほどアクセスが多くなること、の2点から考えるとアクセス数がそのまま人気株という考え方は無理がある気もしますが、一定の意味はあるだろうと考えました。
前置きはここまでにして、2017年8月の人気株ランキングをご紹介します。
尚、その日時点の月間ランキング(過去30日ランキング)はサイドバーに常に掲載されています。
目次
2017年8月人気株ランキング
第1位 グリーンズ

個人投資家ポートフォリオランキングでもトップを走り続けているグリーンズが、当サイトでも人気1位となりました。
今月は、本決算と中期経営計画の発表がありましたが、成長鈍化を感じさせる内容で失望されたことからも、逆に注目を集めたのだと思われます。
第2位 第一化成

個人投資家ポートフォリオランキングでも中位にある第一化成が、当サイトでは人気2位となりました。
ウルトラファブリック社を買収して事業拡大することに加えて、今期は決算を合わせるために、9ヶ月決算かつIFRSとなることによって、決算を読むのが難しい状態です。
第3位 九州リースサービス

福証から東証2部へと昇格し、人気も落ち着いたかに見えた九州リースサービスが3位に登場です。
いまだに割安感があり、東証1部への昇格期待もあることから、個人投資家から注目されているようです。
今月に1Q決算が発表されましたが、売上は伸びているものの、減益となっているのが気がかりです。
第4位 ドリームインキュベータ

ベンチャー投資で一発狙いの材料株としてご紹介したドリームインキュベータが第4位となりました。
個人投資家ポートフォリオランキングでは圏外であり、今月は目立った材料もないように思えますが、なぜか人気を集めました。
第5位 イーレックス

新電力として急成長しているグロース株、イーレックスが第5位となりました。
今月に発表された1Q決算において、売上・営業利益ともに前年度比+60%超というグロース株らしい好業績が確認されました。
下落基調にあった株価も決算を機に上昇に転じましたが、すぐに戻しています。
急成長が今後も続くのかに注目が集まります。
第6位 ユニバーサルエンターテイメント

お騒がせ株のユニバーサルエンターテイメントが6位にランクイン。個人投資家ポートフォリオランキングでも上位に居座り続けています。
赤字となった1Q決算の発表や、元会長の岡田氏の不正に関する特別調査委員会からの報告書の発表など、今月も話題に事欠かず、話題の銘柄です。
第7位 エムアップ

5月に秋元康銘柄として大相場を演じたエムアップですが、その後の株価は下落トレンドです。
そんな中で、今月初めには、話題となっていた乃木坂コラボアプリである『乃木坂 46~always with you~』の配信を開始しました。
その材料で再度株価が吹き上げるも、アプリ自体には失望感が漂い、その後に発表された1Q決算も減益ということで更に失望する結果となりました。
第8位 ウェッジホールディングス

これまた、お騒がせ株であるウェッジホールディングスが8位です。
一時期は個人投資家ポートフォリオランキングにもランクインしていましたが、現在ではランク外となっており、個人投資家は損切り済みである状況のようです。
今月発表された1Q決算は何とも微妙な感じで、株価は下値探りを継続しています。
第9位 ゲンキー

復活した好業績株のゲンキーが9位となりました。個人投資家ポートフォリオランキングにも中位にランクインしています。
7月に発表された本決算や中期経営計画が好感され、今月も株価上昇し、上場来高値を更新する青天井となっています。
そのためか、個人投資家からも注目を集めているようです。
第10位 アイ・アールジャパンホールディングス

8月2日に新規掲載したアイ・アールジャパンHDが早くも第10位にランクインしました。
高収益で、キャッシュフロー・財務が良く、東証1部への昇格期待もあるという、個人投資家には人気になりそうな銘柄です。
まとめ
初めて月間の人気ランキングを確認・掲載してみました。
個人投資家から人気という要素に加えて、その月にトピックがあったかどうか、記事自体のSEO、競合サイトの存在など、アクセス数には多くの要素が関わってきます。
そのため、純粋な人気銘柄という訳ではありませんが、継続的にウォッチしていくことで何か見えてくるかもしれません。
来月は、今月の10位と比べてどのような変動があるかにも注目したいと思います。