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それでは2018年3月の人気株ランキングをご紹介します。先月からのランキング変動も合わせて矢印等で記載していきます。
尚、その日時点の月間ランキング(過去30日ランキング)はサイドバーに常に掲載されています。
目次
2018年3月人気株ランキング
第1位 日本たばこ産業(→)

先月に引続きJTが1位となりました。
配当利回りが5%を超えたことで、配当を目的とした長期投資先として個人投資家から注目を集めています。
その証拠に数々の個人投資家ブログで取り上げられ、実際にJT株を購入したという発言も相次いでいます。
3月後半には少し株価が切り返し、配当利回りは4%台になっています。5%超えで逆張りした個人投資家は報われるのか、今後も注目を集めそうです。
第2位 グリーンズ(↑)

先月からワンランクアップです。相変わらず人気が高いです。
3月には待望の(予想されていた)東証1部昇格が発表されましたが、同時に株式売出しや第三者割当も発表され、全体相場の下落と合わせて残念な株価推移となりました。
東証1部に行ってしまったことや利益成長が鈍化してきたことを考えると、そろそろ個人投資家からの人気も落ち着きそうな気がします。
第3位 ウルトラファブリックス・ホールディングス(↓)

先月からワンランクダウンです。
2月の暴落冷めやらぬといった感じで、今月も株価は上げて下げる乱高下となっており、株価の落ち着きどころを探っているように思えます。
今月は特にニュースは無かったものの、引続き個人投資家からは注目されています。
第4位 投資法人みらい(NEW)

2017年9月に投稿した投資法人みらいがココに来て突然の初登場4位です。
ホテル物件の取得や、観光型複合商業施設ミ・ナーラのリニューアル発表など、小粒のニュースはありましたが、大きなニュースは無いように思います。
株式市場が乱高下する中でも、投資法人みらいの投資口価格は安定的に右肩上がりとなっており、利回り5%台(過去は6%台)になっています。
株式市場が混乱している中で、安定的で高利回りのREITであり、しかも4月末決算の投資法人みらいに注目が集まったのかもしれません。
第5位 ドリームインキュベータ(↑)

圏外から復活です。
かねてより想定されていたアイペットが上場承認となり、改めて材料視された格好です。
株価は年初来高値を付けて右肩上がりとなっており、アイペット上場承認をきっかけとして注目が集まっています。
第6位 三光合成(↑)

先月の9位から6位まで順位を上げました。
今月は全体相場の下落に負け、三光合成の株価も値下がりしています。
しかしながら、引続き個人投資家からの注目は熱く、ここが押し目となって上昇トレンドに戻るのか気になるところです。
第7位 日本ギア工業(→)

先月と変わらずです。
3月末に100株で1,000円相当のクオカードという優待は利回り2%以上であり、9月末分も合わせると優待利回り4%超という水準です。
これが個人投資家から注目される一因だと思われます。
第8位 テンポスホールディングス(↓)

3月9日に発表された3Q決算は、増収減益での着地となりました。
翌日の株価は下落して始まったものの、その後は株価上昇してきていることから、深刻には受け止められておらず、引続き、業績拡大が見込まれています。
第9位 すかいらーく(↓)

ベインキャピタルのイグジットも完了し、純粋な経営に戻ったことによって、優待の行方が注目されています。
当面の間は継続されるのではないかと予想もされていますが、優待費用も高額になっており、経営層の判断は難しそうです。
第10位 ユニバーサルエンターテイメント(↑)

2017年9月以来の圏外からの復活です。
長い間争ってきたウィン・リゾーツとの和解が発表され、内容が想定以下であったためかストップ安まで売り込まれました。
しかし、26週線にタッチした後は値を少し戻し、株価の落ち着きどころを探っています。
ウィン・リゾーツとの和解が決まったので、あとはフィリピンのオカダマニラの業績のみが注目事項となりますが、資金需要が逼迫しているからこその和解であり、良いのか悪いのか全く予断を許さない状況が続いています。
まとめ
2月に引続き、今月も株式市場は暴落を起こしており、JTや投資法人みらいのような高配当に注目が集まったと思われます。
逆に、2月に注目されていた好業績銘柄である、MCJ、マークラインズ、アグレ都市デザインは姿を消し、三光合成のみが残っています。
4月からは株式市場が落ち着けば、再度業績に注目が集まるのではないかと思います。