2018年3月 人気株ランキング

先月より新規記事も投稿再開しております。どんどん記事数(銘柄数)を増やしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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2018年2月 人気株ランキング
2018年2月 人気株ランキング
引続き諸事情で銘柄の更新が滞っているものの、月1の人気株ランキングは行っていきたいと思います。 ▼先月分の人気株ランキングはこちら ...

それでは2018年3月の人気株ランキングをご紹介します。先月からのランキング変動も合わせて矢印等で記載していきます。

尚、その日時点の月間ランキング(過去30日ランキング)はサイドバーに常に掲載されています。

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2018年3月人気株ランキング

第1位 日本たばこ産業(→)

日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(JT)は、たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。飲料事業撤退。 10年以上の連続増配...

先月に引続きJTが1位となりました。

配当利回りが5%を超えたことで、配当を目的とした長期投資先として個人投資家から注目を集めています。

その証拠に数々の個人投資家ブログで取り上げられ、実際にJT株を購入したという発言も相次いでいます。

3月後半には少し株価が切り返し、配当利回りは4%台になっています。5%超えで逆張りした個人投資家は報われるのか、今後も注目を集めそうです。

第2位 グリーンズ(↑)

グリーンズ(6547)
グリーンズ(6547)
グリーンズは、ホテル・レストラン・バンケットの運営会社。コンフォートホテルやグリーンズホテルというブランドで運営しています。 2017...

先月からワンランクアップです。相変わらず人気が高いです。

3月には待望の(予想されていた)東証1部昇格が発表されましたが、同時に株式売出しや第三者割当も発表され、全体相場の下落と合わせて残念な株価推移となりました。

東証1部に行ってしまったことや利益成長が鈍化してきたことを考えると、そろそろ個人投資家からの人気も落ち着きそうな気がします。

第3位 ウルトラファブリックス・ホールディングス(↓)

ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
ウルトラファブリックス・ホールディングス(ウルトラファブリックスHD)は、湿式合成皮革で先駆的で衣料や家具・車輌等に供給しています。2017...

先月からワンランクダウンです。

2月の暴落冷めやらぬといった感じで、今月も株価は上げて下げる乱高下となっており、株価の落ち着きどころを探っているように思えます。

今月は特にニュースは無かったものの、引続き個人投資家からは注目されています。

第4位 投資法人みらい(NEW)

投資法人みらい(3476)
投資法人みらい(3476)
投資法人みらいは、三大都市圏の総合型REIT。スポンサーは、三井物産と、中国資本の不動産投資会社であるイデラキャピタル。 三井物産とい...

2017年9月に投稿した投資法人みらいがココに来て突然の初登場4位です。

ホテル物件の取得や、観光型複合商業施設ミ・ナーラのリニューアル発表など、小粒のニュースはありましたが、大きなニュースは無いように思います。

株式市場が乱高下する中でも、投資法人みらいの投資口価格は安定的に右肩上がりとなっており、利回り5%台(過去は6%台)になっています。

株式市場が混乱している中で、安定的で高利回りのREITであり、しかも4月末決算の投資法人みらいに注目が集まったのかもしれません。

第5位 ドリームインキュベータ(↑)

ドリームインキュベータ(4310)
ドリームインキュベータ(4310)
ドリームインキュベータは、大企業向け戦略コンサルとVB投資・育成の2本柱。元ボスコンの堀氏が創業。ペット保険も。 不確定要素が多く、投...

圏外から復活です。

かねてより想定されていたアイペットが上場承認となり、改めて材料視された格好です。

株価は年初来高値を付けて右肩上がりとなっており、アイペット上場承認をきっかけとして注目が集まっています。

第6位 三光合成(↑)

三光合成(7888)
三光合成(7888)
三光合成は、工業用樹脂部品の大手。自動車向け主体。金型の外販も。生産拠点をアジアや北米に拡大中。 株主優待はありませんが、優待新設+東...

先月の9位から6位まで順位を上げました。

今月は全体相場の下落に負け、三光合成の株価も値下がりしています。

しかしながら、引続き個人投資家からの注目は熱く、ここが押し目となって上昇トレンドに戻るのか気になるところです。

第7位 日本ギア工業(→)

日本ギア工業(6356)
日本ギア工業(6356)
日本ギア工業は、バルブアクチュエーター(駆動装置)が主力。電力向け納入多い。15年に経営陣総入れ替え。 2017年7月に優待新設を発表...

先月と変わらずです。

3月末に100株で1,000円相当のクオカードという優待は利回り2%以上であり、9月末分も合わせると優待利回り4%超という水準です。

これが個人投資家から注目される一因だと思われます。

第8位 テンポスホールディングス(↓)

テンポスホールディングス(2751)
テンポスホールディングス(2751)
テンポスホールディングス(テンポスHD)は、中古厨房機器のリサイクル販売で独壇場。ステーキ『あさくま』等飲食業も。17年11月持株会社化。 ...

3月9日に発表された3Q決算は、増収減益での着地となりました。

翌日の株価は下落して始まったものの、その後は株価上昇してきていることから、深刻には受け止められておらず、引続き、業績拡大が見込まれています。

第9位 すかいらーく(↓)

すかいらーく(3197)
すかいらーく(3197)
すかいらーくは、ファミレス最大手。主力業態は『ガスト』。業績低迷で06年にMBO実施。14年10月に再上場。 株主優待は年2回(6月1...

ベインキャピタルのイグジットも完了し、純粋な経営に戻ったことによって、優待の行方が注目されています。

当面の間は継続されるのではないかと予想もされていますが、優待費用も高額になっており、経営層の判断は難しそうです。

第10位 ユニバーサルエンターテイメント(↑)

ユニバーサルエンターテイメント(6425)
ユニバーサルエンターテイメント(6425)
ユニバーサルエンターテイメント(ユニバE)は大手パチスロメーカー。米ウィンと組みカジノホテルを経営していたが、対立関係に陥り係争中。フィリピ...

2017年9月以来の圏外からの復活です。

長い間争ってきたウィン・リゾーツとの和解が発表され、内容が想定以下であったためかストップ安まで売り込まれました。

しかし、26週線にタッチした後は値を少し戻し、株価の落ち着きどころを探っています。

ウィン・リゾーツとの和解が決まったので、あとはフィリピンのオカダマニラの業績のみが注目事項となりますが、資金需要が逼迫しているからこその和解であり、良いのか悪いのか全く予断を許さない状況が続いています。

まとめ

2月に引続き、今月も株式市場は暴落を起こしており、JTや投資法人みらいのような高配当に注目が集まったと思われます。

逆に、2月に注目されていた好業績銘柄である、MCJ、マークラインズ、アグレ都市デザインは姿を消し、三光合成のみが残っています。

4月からは株式市場が落ち着けば、再度業績に注目が集まるのではないかと思います。

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