2018年5月 人気株ランキング

5月は中盤までは順調に上昇していましたが、やはりセルインメイということで腰折れました。

久方ぶりの外国人売り、米朝問題、イタリア問題、米関税問題と問題山積みですが、75日線でこらえた日経平均はまた戻りに入ってくれるのでしょうか?

それとも、全体相場が軟調なら、決算を終えて個別株に本腰だ!ということになるでしょうか?

みなさまの個別株の分析に役立つ記事をこれからも提供していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

それでは、そんな5月に注目が集まった人気株たちを見ていきたいと思います。

尚、その日時点の月間ランキング(過去30日ランキング)はサイドバーに常に掲載されています。

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2018年5月人気株ランキング

第1位 投資法人みらい(↑)

投資法人みらい(3476)
投資法人みらい(3476)
投資法人みらいは、三大都市圏の総合型REIT。スポンサーは、三井物産と、中国資本の不動産投資会社であるイデラキャピタル。 三井物産とい...

初登場4位→3位→ついに1位で登場しました。

利回りは6%超の状態が続いており、株式市場が不安定な動きを続ける中で、安定的に分配金をとっていこうという流れで注目が集まっているのでしょうか。

権利確定は4月と10月なので、今は10月に向けた仕込み時期なのかもしれません。

第2位 ユニゾホールディングス(NEW)

ユニゾホールディングス(3258)
ユニゾホールディングス(3258)
ユニゾホールディングス(ユニゾHD)は、東京地盤にオフィスビル賃貸が主力の不動産会社。04年に持株会社化。ビジネスホテルも柱。 株主優...

昨年に投稿していたユニゾHDがいきなりの初登場2位となりました。

投稿時より、借入金の多さと増資リスクを指摘していましたが、果たして、5月に公募増資が発表され、株価は急落しました。既存株主に配慮しない増資が繰り返されています。

そんなニュースを受けて、アクセスは急上昇したものと思われます。

第3位 マークラインズ(↑)

マークラインズ(3901)
マークラインズ(3901)
マークラインズは、自動車産業特化のWeb情報サービス。日英中3言語対応。コンサルティングや人材紹介も展開。 ニッチな分野を独占すること...

2月以来の登場となりました。いきなり上位に食い込んできたマークラインズです。

5月7日に1Q決算を発表しており、28.5%増収、46.6%営業増益と、グロース株の名に恥じない好決算を出しました。

PER50倍以上まで買われており、高い評価が続いています。

個人投資家からの注目も高く、今月は決算を受けて再度アクセス上位に入ってきたものと思われます。

第4位 ウルトラファブリックス・ホールディングス(↑)

ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
ウルトラファブリックス・ホールディングス(ウルトラファブリックスHD)は、湿式合成皮革で先駆的で衣料や家具・車輌等に供給しています。2017...

相変わらずの人気の高さです。

マークラインズとは打って変わって、5月15日発表の1Q決算は物足りないものとなり底値探りの展開となっています。

Ufの買収、商号変更、期待の決算、想定外の悪い決算とニュース満載でしたが、2018年12月期についても決算のたびに注目が集まりそうです。

第5位 日本ギア工業(↓)

日本ギア工業(6356)
日本ギア工業(6356)
日本ギア工業は、バルブアクチュエーター(駆動装置)が主力。電力向け納入多い。15年に経営陣総入れ替え。 2017年7月に優待新設を発表...

先月4位からワンランクダウンで登場です。

5月11日に2018年3月期の本決算を発表しました。大幅な減収減益となったものの想定内であり、今期(2019年3月期)は増収増益計画ということもあって、株価は落ち着いた動きです。

クオカード優待の利回りが4%超の状況が続いており、これが株価下支えとなっている面も大きそうです。個人投資家が大好きである低株価&クオカード優待ですので、今後も人気は続きそうです。

第6位 テンポスホールディングス(↓)

テンポスホールディングス(2751)
テンポスホールディングス(2751)
テンポスホールディングス(テンポスHD)は、中古厨房機器のリサイクル販売で独壇場。ステーキ『あさくま』等飲食業も。17年11月持株会社化。 ...

先月トップだったテンポスが今月は6位です。

3月の決算、4月の優待取りということで注目を集めましたが、今月は大きなニュースはなく、少し注目が落ちたのではないかと思います。

第7位 日本たばこ産業(↓)

日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(JT)は、たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。飲料事業撤退。 10年以上の連続増配...

先月からワンランクダウン。ちょっと話題性も落ち着いてきたようです。相変わらず配当利回り5%越えてますが・・・。

5月1日に2018年12月期1Q決算を発表しています。増収減益となっていますが、株価は上で反応しました。しかしその後は3,000円以下(配当利回り5%以上)へ逆戻り。

世界的にたばこ株は売られる状況ですが、配当重視の個人投資家からは引続き注目されそうです。

第8位 すかいらーく(↓)

すかいらーく(3197)
すかいらーく(3197)
すかいらーくは、ファミレス最大手。主力業態は『ガスト』。業績低迷で06年にMBO実施。14年10月に再上場。 株主優待は年2回(6月1...

5月10日に、ついに来たか株主優待変更!と思ったら、優待券が紙からカードに変更されるだけだったという何とも人騒がせなリリースでした。

優待変更の文字を見て青ざめたすかいらーくホルダーも多かったのではないでしょうか。

大事な優待金額は変更がなかったので安心です。

第9位 リテールパートナーズ(↑)

リテールパートナーズ(8167)
リテールパートナーズ(8167)
リテールパートナーズは、食品スーパー中堅。15年に山口の丸久と大分のマルミヤストア、17年3月福岡のマルキョウ統合。 株主優待は年2回...

久しぶりの登場となりました。

そんなに大きなニュースはなかったようですが、4月13日に発表された決算と中期経営計画が注目されてきたのでしょうか。

第10位 MCJ(↑)

MCJ(6670)
MCJ(6670)
MCJは、パソコン製造・販売を起点とし、周辺機器、通信、メディアと事業領域を広げて総合IT企業を志向しています。 2016年に株主優待...

こちらも久しぶりの登場です。

5月14日に発表された2018年3月期の本決算では、14.5%増収、13.9%営業増益と文句なしの好業績となりました。今期も1桁増収増益予想となっています。

なぜか事前の5月10日から出来高激増・株価上昇となっており、もれていた疑惑も・・・・。

決算発表後も株価は上昇し、強い動きとなっています。

まとめ

前月と同じく、今月も決算発表時期だったこともあって、注目の集まる銘柄が入れ替わり順位変動が大きかったです。

マークラインズやMCJなどは好決算となりましたが、ユニゾHDのように公募増資発表によるネガティブインパクトでの注目もありました。

今月も続々と銘柄分析をアップしていきたいと思います。

また、比較分析のコーナーも作ったので、あるテーマのもとで銘柄を横並びで比較し、良い銘柄と悪い銘柄をあぶり出していきます。ご高覧いただければ幸いです。

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