6月は前半上昇、後半下落となりました。歴史的な米朝首脳会談の前後で相場が変わったようなイメージです。
6月末は優待が多い時期でもあるため優待銘柄に注目が集まりました。また、1部昇格等のニュースで初登場した銘柄も複数あります。
それでは、6月に注目が集まった人気株たちを見ていきたいと思います。
尚、その日時点の月間ランキング(過去30日ランキング)はサイドバーに常に掲載されています。
目次
2018年6月人気株ランキング
第1位 すかいらーく(↑)

やっぱり強い。6月の優待銘柄の最注目と言っても過言のないすかいらーくがトップです。
権利取得日には売り禁となったことで制度クロスで優待を狙った人にとっては残念となりましたが、そのかいもあって(?)逆日歩は100株1日あたり255円と落ち着きました。(今年は3日分でしたので、100株あたりの逆日歩は765円となりました。)
優待改悪の懸念は続いていますが、すかいらーく優待狙いで長期ホールドの個人投資家は、もう来るなら来い!最後まで付き合うぞ!と腹をくくっているのではないでしょうか。
第2位 エリアクエスト(NEW)

6月6日に新規投稿したエリアクエストが初登場2位となりました。
3月に優待新設を発表した当時も利回りの高さから注目されていましたが、権利取得日の6月になって急激にアクセスを伸ばしました。
低株価で1,000円クオカード優待とあって、優待新設発表を受けて購入し、長期ホールドを決め込んだ個人投資家も多いのではないかと思われます。
第3位 投資法人みらい(↓)

上位2銘柄に押し出される格好となって、3位に後退しました。
5月には公募増資を発表、6月には2018年4月期の決算発表があったものの、ポジティブ/ネガティブサプライズはなく、順調そのものである印象です。
第4位 ジャパンミート(NEW)

2017年5月に投稿した古い銘柄ですが、1年経っての初登場で4位にランクインしました。
6月11日には2018年7月期3Q決算を発表し、順調な業績を見せました。
それよりも注目された理由は、6月22日に東証1部昇格、増配、株式売出しを発表したことです。
東証1部昇格は予想されていた銘柄であるとはいえ、やはり注目が集まりました。
第5位 E・Jホールディングス(NEW)

2018年4月に投稿したE・Jホールディングスが、初登場5位となりました。
こちらも6月14日に東証1部昇格と株式売出しを発表し、注目されました。
個人投資家好みの銘柄の1部昇格は注目の的となるようです。
E・Jホールディングスも昇格は事前に予想されていた銘柄ですが、株式売出しの需給を懸念してか下落に転じています。
第6位 テンポスホールディングス(→)

先月と変わらず6位をキープしました。
6月11日に2018年4月期の本決算を発表し、久しぶり(10年ぶり?)の減益での着地となりました。
とは言えトップラインは伸びていますし、2019年4月期はV字回復する業績予想ですし、悪くない決算とも思えますが、株価は調整しています。
個人投資家には引続き注目度の高い銘柄であるようです。
第7位 日本たばこ産業(→)

こちらも先月と変わらず7位をキープ。
配当利回りが5%前後で推移していることと、6月優待銘柄として注目されたものと思われます。
買い残が多く積み上がっており、優待権利取得日でも逆日歩は0円となりました。
第8位 レオパレス21(NEW)

2017年7月に投稿した古い銘柄ですが、ニュースに引っ張られて8位に初登場です。
5月末にテレ東のガイアの夜明けで特集され、違法建築が判明しました。
これによって注目を集め、今回初登場したものと思われます。
第9位 日本ギア工業(↓)

4位→5位→9位とだいぶ下がってきました。
今月は特に大きなニュースは無かったためここまで順位落としてきました。
第10位 MCJ(→)

先月と変わらずギリギリ10位をキープです。
5月の強い株価推移から、6月は調整の月となりました。
特に大きなニュースはありませんが、個人投資家からの注目は衰えていません。
まとめ
6月優待銘柄として、すかいらーく、エリアクエスト、JTに注目が集まりました。
また、1部昇格銘柄として、ジャパンミートやE・Jホールディングスも注目されました。
初登場が4銘柄ということで、ランキングが少しリフレッシュしたように思います。
今後は毎年のように夏枯れ相場となりますが、当ブログでは、新規銘柄の投稿を増やしつつ、比較分析のコーナーも充実させていきたいと思います!