2018年8月 人気株ランキング

いつの間にやら掲載銘柄数も500を超えていました。

その中で8月に注目が集まった人気銘柄を紹介したいと思います。

TOP3は変わらずですが、それ以下は初登場銘柄も多くなっています。

尚、その日時点の月間ランキング(過去30日ランキング)はサイドバーに常に掲載されています。スマホの場合はスクロールして下の方をご覧ください。

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2018年8月人気株ランキング

第1位 インヴィンシブル投資法人(→)

インヴィンシブル投資法人(8963)
インヴィンシブル投資法人(8963)
インヴィンシブル投資法人は、総合型で、現在はホテルが約6割、住居が約3割、残りがオフィスや商業施設という構成。外資系運用会社フォートレス・イ...

先月と変わらずトップはインヴィンシブル投資法人でした。というより、TOP3は変動なしです。

今月は2018年6月期の本決算発表があり、順調さが確認されましたが、ヨコヨコの展開となっています。

7%の高利回りであるため、継続して注目されそうです。

第2位 エリアクエスト(→)

エリアクエスト(8912)
エリアクエスト(8912)
エリアクエストは、 ビルテナント誘致で出発。借り主への店舗開発提案も。関東圏基盤に、ネット配信でも顧客開拓。 株主優待は優待券またはク...

わずか1回限りで優待廃止を発表したエリアクエストが2位をキープ。

優待新設で高利回りで注目され、わずか1回限りで優待廃止となり再度注目を集めました。

優柔不断な経営陣に、個人投資家は呆れています。

第3位 投資法人みらい(→)

投資法人みらい(3476)
投資法人みらい(3476)
投資法人みらいは、三大都市圏の総合型REIT。スポンサーは、三井物産と、中国資本の不動産投資会社であるイデラキャピタル。 三井物産とい...

3位をキープ。TOP3にREITが2つという状況が続いています。

8/1にオリコ博多駅南ビル(オフィス)を取得したと発表がありました。高値圏にあった投資口価格は調整入りしていますが、緩やかな右肩上がりは継続しています。

逆に利回りは6%を割れるまで低下してきており、注目も落ち着いてくるかもしれません。

第4位 中村超硬(NEW)

中村超硬(6166)
中村超硬(6166)
中村超硬は、太陽電池やLEDウエハ切断用のダイヤモンドワイヤが主力。中国向け中心に海外販売が過半。 株主優待はありません。 中村...

8/8に新規投稿した中村超硬がいきなりのランクインです。

8/8に発表された1Q決算で業績悪化が顕著となり、2日連続のストップ安となって株価は急落しましたが、8月後半で急上昇し、全戻ししています。

業績も株価も振れ幅が大きく、個人投資家からの注目度も高いです。

第5位 ムゲンエステート(NEW)

ムゲンエステート(3299)
ムゲンエステート(3299)
ムゲンエステートは、首都圏1都3県で中古不動産の買い取り・再販を展開。区分所有マンション、投資用不動産が柱。 不動産株の中でも指標的に...

2017年5月に投稿したムゲンエステートですが、8/8にアップデートしたところ、第5位で初登場しました。

決算で注目された銘柄の初登場が目立ちます。

8/6に2Q決算と通期下方修正を発表し、株価は急落となりました。中村超硬とは異なり、こちらは株価は戻せていません。

第6位 ワークマン(NEW)

ワークマン(7564)
ワークマン(7564)
ワークマンは、作業服、関連用品の専門チェーン。直営店のFC化推進。PB比率向上、全国展開目指す。 株主優待はありません。 201...

8/17に新規投稿したワークマンですが、すぐに人気となり、第6位にランクインしました。

8/8に1Q決算を発表しており、猛暑や豪雨等の異常気象で恩恵を受けることもあって、今夏に注目されている銘柄です。

第7位 日本ギア工業(↑)

日本ギア工業(6356)
日本ギア工業(6356)
日本ギア工業は、バルブアクチュエーター(駆動装置)が主力。電力向け納入多い。15年に経営陣総入れ替え。 2017年7月に優待新設を発表...

先月はランク外でしたが、今月は7位まで復活しました。

8/10には1Q決算が発表されましたが減収が続いています。

優待利回りが高いことで個人投資家から注目されていましたが、8/31に100株以上から200株以上へと優待制度が変更されました。

9月初から暴落の予感です・・・。

第8位 プレミアグループ(NEW)

プレミアグループ(7199)
プレミアグループ(7199)
プレミアグループは、オートクレジットを中心としたファイナンス事業や、自動車保証事業を手掛ける。 2017年12月IPOで東証2部に上場...

2018年3月に新規投稿したプレミアグループがここにきて第8位となりました。

8/14に1Q決算が発表され、増収減益となりました。ただし、前年度は金融収益が計上されていたことによる減益であり、本業は好調であることが確認されました。

株価は急騰して上値追いとなっており、もともと個人投資家からの注目度が高かったのですが、更に人気となったようです。

第9位 原田工業(NEW)

原田工業(6904)
原田工業(6904)
原田工業は、 自動車用アンテナで国内首位。日本アンテナの事業部門譲受で国内外の拠点拡充、シナジー追求。 株主優待はクオカードです。1年...

2018年7月に新規投稿した原田工業が第9位に初登場です。

8/10に減収減益となる1Q決算を発表し、株価は急落となりましたが、8月後半に急騰して全戻ししています。

第10位 日本たばこ産業(↑)

日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(JT)は、たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。飲料事業撤退。 10年以上の連続増配...

先月は姿を消していましたが、根強い人気でギリギリ10位に返り咲きました。

8/1には2Q決算、8/14にはたばこ増税に伴う値上げ、8/17には減少し続ける月次販売速報、8/27には抗HIV薬に関するIRと様々な発表が続きました。

株価の方は奮っておらず、3,000円割れ=配当利回り5%超の状況が続いています。

業績の先行き不安と高配当利回りの綱引きで、継続して注目されています。

まとめ

8月は決算シーズンということもあって、決算発表からの急騰・急落や、優待関連の発表で注目が集まる銘柄が多かったようです。

TOP3は不動ながら、初登場の銘柄が多かったのはそのためと思われます。

8月後半はようやくマザーズも上昇に転じており、株式市場の雰囲気も改善してきたように思います。

9月は下落の月とも言われますが、日経平均23,000円突破なるかにも注目ですね。

引続き銘柄分析を拡大・アップデートしていきますので、よろしくお願いします!

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