9月にぐんぐん上がったと思ったら、10月は急落。
なんとも忙しない相場となっております。
決算シーズンも始まった10月後半から日経平均も持ち直してきましたが、例年のアノマリー通り、11月は強い相場となるでしょうか?ハロウィン投資法は有効になるでしょうか?
全体相場も気になるところですが、10月の個別株人気ランキングにも注目してみてください。
目次
2018年10月人気株ランキング
第1位 投資法人みらい(↑)

1位に返り咲きました。
10月は分配金権利日であるとともに、中計目標の前倒し達成等のポジティブなニュースもあったことで注目が集まったと思われます。
権利落ちで価格は下落していますが、年間利回りは6%を超える水準となっており、配当・分配金投資には魅力的な水準と思われます。
第2位 インヴィンシブル投資法人(↓)

ワンランクダウンです。
9月の台風の影響もあり、インバウンド銘柄が軒並み注目される中、インヴィンシブル投資法人もホテル運営をしていることで影響は免れませんでした。
とはいえ、10/25に発表された9月次のホテル客室稼働率は88.2%と低下したものの未だ高水準であり、一時的な影響に留まる見通しです。
そのような状況もあり、基準価格が若干下落し、年間利回りは7%超という水準になっています。12月の分配金基準日に向けて引き続き注目されそうです。
第3位 駅探(NEW)

10/8に新規投稿した駅探が初登場3位となりました。
小型注目株として投稿してみたのですが、どうでしょうか?
1Q決算はなかなか良い進捗であり、11/9の2Q決算発表が注目されます。
第4位 ラクス(NEW)

10/17に新規投稿したラクスが初登場4位となりました。
こちらも小型注目株として投稿です。10/16には業績の上方修正を発表しています。
10月は全体相場の急落もあり、ラクスのような小型グロース株には厳しい展開でしたが、持ち直すことができるでしょうか?
第5位 日本たばこ産業(↑)

ランキングに返り咲き、5位に登場です。
相変わらず配当利回り5%超をウロウロしています。高配当+優待につられて投資した個人投資家も多いかと思いますが、現状では良いとも悪いとも言えませんね。
10月末には3Q決算が発表されましたが、営業利益・純利益はほぼ横ばいとなっており、株価は下落で反応しています。
12月末は配当+優待の基準日でもあるので、100株だけはホールドするという方も多そうです。
第6位 Casa(↑)

先月に初登場9位でしたが、今月は6位まで上がってきました。
10月には、順調な2Q決算が発表され、予想されてきた通り1部昇格が決まり、注目が高まったものと思われます。
第7位 花王(NEW)

7/6に新規投稿した花王がここに来て7位にランクインしてきました。
10月は高値9,387円から安値7,020円まで25%ほどの暴落となりました。
全体相場の下落もありましたが、インバウンド・化粧品銘柄の下落やパッとしない3Q決算発表などの個別要因もあったと思われます。
アベノミクス以降、順調に高値をとってきていた筆頭内需銘柄であるだけに、相場の終わりも感じてしまいますが・・・果たして。
第8位 MCJ(↑)

6月以来のランクインです。
11/2の2Q決算に向けて注目が高まったようです。その2Q決算はそこそこの数字ではあるものの、順調に成長してきたMCJはそこそこの数字では満足されなかったようで、翌日株価は6%下落で反応しました。
第9位 大黒屋ホールディングス(NEW)

5月に新規投稿した大黒天HDがここに来て9位にランクインしました。
突然にランクインしてきたのですが、何要因なのか謎です。10月のニュースといえば、10/12に新規出店を発表したことくらいです。
11/12には2Q決算が発表されますが、まだ日程も遠いですし・・・。
第10位 ワークマン(↑)

8月以来のランクインで10位に登場です。
10/1に発表された9月次の月次売上が全店で130%、既存店で128%という数字を叩き出しました。その要因はワークマンプラスという新しいブランド・店舗です。
ブームの兆しに沸き立っている一方、店舗拡大速度は遅いとも言われており、個人投資家から注目される銘柄の1つになりました。
まとめ
今月はあまり新規投稿ができず、その影響もあってか、新規投稿した駅探とラクスが初登場でランクインしてきました。
個人的にはワークマンに注目しており、ワークマンプラスの動向が気になります。すでに買われすぎ感もあるので、急激な売上・利益の伸びがかなり期待されていることにも注意です。
それでは11月上旬は引き続き決算シーズンとなるため忙しいですが、いくつかの銘柄を新規投稿もしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!