2018年11月 人気株ランキング

11月も上がったり下がったりと落ち着かない相場でした。

月末の米中首脳会談でグッドニュースかと思いきや、12月に入ってまたも日経平均は世界最弱指数となってしまいました・・・。

それでは、11月にアクセスの多かった個別株人気ランキングをご紹介します。

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2018年11月人気株ランキング

第1位 インヴィンシブル投資法人(↑)

インヴィンシブル投資法人(8963)
インヴィンシブル投資法人(8963)
インヴィンシブル投資法人は、総合型で、現在はホテルが約6割、住居が約3割、残りがオフィスや商業施設という構成。外資系運用会社フォートレス・イ...

ワンランクアップで返り咲き1位でした。相変わらず根強い人気です。

不安定な株式と比べると、このところREITの調子が良いともニュースになっていますが、インヴィンシブル投資法人はイマイチ上がってきません。

12月は配当権利確定月であり、半年分で利回り3.57%という高水準であるため、今月も注目されそうです。

第2位 日本管理センター(NEW)

日本管理センター(3276)
日本管理センター(3276)
日本管理センターは、 賃貸住宅の一括借り上げ専業。物件の建築や管理は提携加盟会社が行う。地方中心に全国展開。 株主優待はありません。 ...

2018年7月に投稿していた日本管理センターが急上昇で2位となり、ランキング初登場しました。

原因は3Q決算後の11月15日に発表されたMSワラント発行と思われます。

発表翌日はストップ安まで売り込まれ、下限行使価格割れしてしまいましたが、その後は株価を回復し、下限行使価格を奪還しています。

それでも、財務はそれなりに良かった日本管理センターであるだけに、MSワラントでの資金調達には疑問が残ります。

第3位 投資法人みらい(↓)

投資法人みらい(3476)
投資法人みらい(3476)
投資法人みらいは、三大都市圏の総合型REIT。スポンサーは、三井物産と、中国資本の不動産投資会社であるイデラキャピタル。 三井物産とい...

先月1位から3位までランクダウンです。

REITへの注目が集まる中、当ブログでは、投資法人みらいとインヴィンシブル投資法人が人気記事として常にランクインしています。

第4位 日本たばこ産業(↑)

日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(JT)は、たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。飲料事業撤退。 10年以上の連続増配...

ワンランクアップで4位に登場しました。

10月末には3Q決算が発表されましたが、微減益となっており、たばこ銘柄の成長鈍化が鮮明になってきました。

さらに11月26日には株主優待の変更が発表されています。

簡単にまとめると、

  • 年2回→1回
  • 継続保有条件なし→1年以上
  • 相当金額アップ

という内容になっており、年1回にした分で浮いた送料分を上乗せしたイメージです。

継続保有条件をつけるのも昨今の東証では自然な流れとなっており、改悪ということはない変更だと思います。

株価もほぼ反応なしですが、そもそも株価は重い信用買残を抱えたまま底練りの状態が続いています。

第5位 大黒屋ホールディングス(↑)

大黒屋ホールディングス(6993)
大黒屋ホールディングス(6993)
大黒屋ホールディングス(大黒屋HD)は、特殊照明器が祖業。13年、中古ブランド品買い取りの大黒屋を買収して成長。英国で質金融へ。 株主...

先月にいきなり初登場9位でしたが、ランクを上げて5位まできました。

11月中旬には2Q決算と下方修正を発表しており、業績は優れません。

株価もジリジリと値を下げており、2桁低位株として仕手化を待っているような状態に陥っています。

個人投資家からの注目の高さはイマイチ謎です・・・。

第6位 ミスターマックス・ホールディングス(NEW)

ミスターマックス・ホールディングス(8203)
ミスターマックス・ホールディングス(8203)
ミスターマックス・ホールディングス(ミスターマックスHD)は、 九州地盤の家電、日用品ディスカウントストア。17年9月持株会社体制に。配当性...

11月16日に投稿した新銘柄が6位にランクインです。

11月は結局、個別銘柄の紹介はこれ1つでした・・・。

月次と決算がイマイチなため下落トレンドとなっていますが、どこかで復活してくるでしょうか?

第7位 南陽(NEW)

南陽(7417)
南陽(7417)
南陽は、建機、産機の販売が中心。リース、レンタルも。建機は九州、産機は関東以南が地盤。海外も育成。 株主優待はクオカードです。3年以上...

5月に新規投稿した南陽が、ここにきて急上昇、7位に初登場しました。

11月7日には2Q決算を発表しており、20%営業増益という好調さでした。しかしながら、株価は下落で反応・・・。

しかし切り替えして高値奪還を狙います。

注目度が高まっていたのは、12月に東証1部昇格するのでは?!という期待があったのも関係していると思われます。

果たして12月4日に東証1部昇格が発表となりました。

第8位 ワークマン(↑)

ワークマン(7564)
ワークマン(7564)
ワークマンは、作業服、関連用品の専門チェーン。直営店のFC化推進。PB比率向上、全国展開目指す。 株主優待はありません。 201...

先月10位から今月は8位で登場です。

ワークマンプラスの話題がすごいですね。月次も好調を維持しており、期待が株価にも現れています。

一方でFC形式での運営であることから、店舗の急拡大は難しく、成長加速には疑問を呈している個人投資家もいらっしゃいます。

今後も要注目の銘柄です。

第9位 MCJ(↓)

MCJ(6670)
MCJ(6670)
MCJは、パソコン製造・販売を起点とし、周辺機器、通信、メディアと事業領域を広げて総合IT企業を志向しています。 2016年に株主優待...

ワンランクダウンです。

11月2日には2Q決算を発表しており、14%増収、29%営業増益という好調さでした。

翌日から株価は乱高下しており、決算がポジティブだったのかネガティブだったのか分からない状態です。

個人投資家からの人気は根強い一方で、信用買残もたまっており、上値は重いかもしれません。

第10位 Casa(↑)

Casa(7196)
Casa(7196)
Casaは、家賃債務保証独立系大手。保証人一切求めず顧客対応ノウハウに蓄積。仲介会社との関係強み。 株主優待はクオカードです。 ...

先月の6位から10位までダウンしてしまいました。

10月下旬に東証1部昇格を発表し、注目は一段落といった感じでしょうか。

12月10日には3Q決算発表を迎えますが、通期予想に向けて順調な進捗となっているでしょうか?

まとめ

突然に南陽が注目されだしたなと思っていたら、12月4日には東証1部昇格が発表されることとなり、個人投資家の先見性が現れる結果となりました。

その他は、あまり代わり映えしないランキングとなりました。

引続きREITへの注目が高いことや、ワークマン、JT、MCJあたりの個人投資家好み銘柄に注目が継続しています。

波乱の2018年も今月で終わります。最後まで頑張ってまいりましょう!

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