平成最後となった2019年4月が終わりました。
日経平均はジリジリと上値追いとなっていますが、GWの10連休を前に上値も重かった印象です。
それでは4月に注目を集めた個別銘柄をご紹介します。
目次
2019年4月人気株ランキング
第1位 ワークマン(→)

先月から1位をキープで、相変わらずの人気の高さです。
今月は行き過ぎた株価の修正で下落しましたが、25日線に支えられて底堅い印象です。
3月度の月次売上も好調をキープしており、4/4には女性強化の新業態を導入することも報じられており、未だ注目です。
第2位 日本たばこ産業(↑)

先月の6位からジャンプアップで2位にランクインです。
たばこの販売量の低下が継続しており、株価も底値探りの展開ですが、配当利回り6%ラインでなんとか踏みとどまっています。
4月最終日となった4/26に1Q決算を発表し、-2%減収ながら+24%営業増益を確保しています。
GW連休中のため日本市場での反応はまだ分かりませんが、アメリカADRでの反応を見る限りは株価下落で反応しています。(厳しいですね・・・)
第3位 レオパレス21(↓)

不祥事も若干落ち着いてきた(?)のか1つだけ順位を落としました。
報道は減少し、出来高も細ってきていることから注目度は下がっているように思います。
4/9にはみずほ証券がアンダーパフォーム継続で目標株価を240円→200円に下げています。
一方で、これまで株を大量処分してきたOdey Asset Managementが買い戻していたり、モルガンが大量保有報告書を出したりと、底値を期待する動きも出てきました。
第4位 投資法人みらい(→)

変わらずの4位です。
4月は株主優待の新設やその実施、投資口の分割などが行われました。
権利落ち後も底堅い動きとなっており、それらの手段は市場にポジティブに受け入れられているように思われます。
第5位 インヴィンシブル投資法人(↓)

こちらも変わらずの5位です。
大きな動きやニュースもなく、25日線に支えられた投資口価格の上昇が続いています。
第6位 システム情報(NEW)

初登場6位です。
3/13に東証1部昇格、上方修正、増配、優待拡充とフルセットの発表があり、株価はストップ高で反応しました。
その後は調整局面もあったものの、強い展開が続いており、4月も注目株の1つとなったようです。
第7位 MCJ(↑)

1つ順位を上げました。
株価的にはほぼヨコヨコ、目新しいニュースも特になしという状況ですが、本サイトでの注目は続いています。
第8位 ウルトラファブリックス・ホールディングス(↑)

2018年5月以来のトップ10入りです。
2月は急上昇、3月は急降下、4月は上がって下がると騒がしい値動きとなっています。
特に大きなニュースは無いようですが、株価の動きの不安感と連動して注目されたというところでしょうか。
第9位 三菱UFJリース(NEW)

初登場9位です。
株価的にはほぼヨコヨコ、目新しいニュースも特になしという状況ですが、初めてのトップ10入りとなりました。
リース系は安値放置されている状態が続いていますが、連続増配銘柄でもあり、そういう観点で注目されてきたのでしょうか?
第10位 FPG(NEW)

こちらも初登場で10位です。
2018年初の高値からもうほぼ1年間下げ続けている銘柄です。
配当利回りも5.5%超まで来ており、そろそろ底値を意識してきた感じでしょうか。
業種的にリスクはあるものの、426に発表された2Q決算は2Q単体で見れば良好(逆に言うと1Qが悪かった)なので、GW連休明けの反応が気になるところです。
まとめ
今月は上位陣はあまり変化がないものの、下位には初登場銘柄が3つ出てきました。
GW10連休という珍しい状況の前後で物色が変わるのか?にも注目ですね。
令和となった2019年5月はどうなるでしょうか?