2019年4月 人気株ランキング

平成最後となった2019年4月が終わりました。

日経平均はジリジリと上値追いとなっていますが、GWの10連休を前に上値も重かった印象です。

それでは4月に注目を集めた個別銘柄をご紹介します。

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2019年4月人気株ランキング

第1位 ワークマン(→)

ワークマン(7564)
ワークマン(7564)
ワークマンは、作業服、関連用品の専門チェーン。直営店のFC化推進。PB比率向上、全国展開目指す。 株主優待はありません。 201...

先月から1位をキープで、相変わらずの人気の高さです。

今月は行き過ぎた株価の修正で下落しましたが、25日線に支えられて底堅い印象です。

3月度の月次売上も好調をキープしており、4/4には女性強化の新業態を導入することも報じられており、未だ注目です。

第2位 日本たばこ産業(↑)

日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(2914)
日本たばこ産業(JT)は、たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。飲料事業撤退。 10年以上の連続増配...

先月の6位からジャンプアップで2位にランクインです。

たばこの販売量の低下が継続しており、株価も底値探りの展開ですが、配当利回り6%ラインでなんとか踏みとどまっています。

4月最終日となった4/26に1Q決算を発表し、-2%減収ながら+24%営業増益を確保しています。

GW連休中のため日本市場での反応はまだ分かりませんが、アメリカADRでの反応を見る限りは株価下落で反応しています。(厳しいですね・・・)

第3位 レオパレス21(↓)

レオパレス21(8848)
レオパレス21(8848)
レオパレス21は、『レオパレス21』ブランドの単身者向けアパートの建築請負と転貸が主軸。後者に軸足移し再建。 リーマンショック時に倒産...

不祥事も若干落ち着いてきた(?)のか1つだけ順位を落としました。

報道は減少し、出来高も細ってきていることから注目度は下がっているように思います。

4/9にはみずほ証券がアンダーパフォーム継続で目標株価を240円→200円に下げています。

一方で、これまで株を大量処分してきたOdey Asset Managementが買い戻していたり、モルガンが大量保有報告書を出したりと、底値を期待する動きも出てきました。

第4位 投資法人みらい(→)

投資法人みらい(3476)
投資法人みらい(3476)
投資法人みらいは、三大都市圏の総合型REIT。スポンサーは、三井物産と、中国資本の不動産投資会社であるイデラキャピタル。 三井物産とい...

変わらずの4位です。

4月は株主優待の新設やその実施、投資口の分割などが行われました。

権利落ち後も底堅い動きとなっており、それらの手段は市場にポジティブに受け入れられているように思われます。

第5位 インヴィンシブル投資法人(↓)

インヴィンシブル投資法人(8963)
インヴィンシブル投資法人(8963)
インヴィンシブル投資法人は、総合型で、現在はホテルが約6割、住居が約3割、残りがオフィスや商業施設という構成。外資系運用会社フォートレス・イ...

こちらも変わらずの5位です。

大きな動きやニュースもなく、25日線に支えられた投資口価格の上昇が続いています。

第6位 システム情報(NEW)

システム情報(3677)
システム情報(3677)
システム情報は、 独立系SI。高取得率の国際資格PMPとCMMIレベル5のプロジェクト管理力に強み。 株主優待はクオカード等で、長期優...

初登場6位です。

3/13に東証1部昇格、上方修正、増配、優待拡充とフルセットの発表があり、株価はストップ高で反応しました。

その後は調整局面もあったものの、強い展開が続いており、4月も注目株の1つとなったようです。

第7位 MCJ(↑)

MCJ(6670)
MCJ(6670)
MCJは、パソコン製造・販売を起点とし、周辺機器、通信、メディアと事業領域を広げて総合IT企業を志向しています。 2016年に株主優待...

1つ順位を上げました。

株価的にはほぼヨコヨコ、目新しいニュースも特になしという状況ですが、本サイトでの注目は続いています。

第8位 ウルトラファブリックス・ホールディングス(↑)

ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
ウルトラファブリックス・ホールディングス(ウルトラファブリックスHD)は、湿式合成皮革で先駆的で衣料や家具・車輌等に供給しています。2017...

2018年5月以来のトップ10入りです。

2月は急上昇、3月は急降下、4月は上がって下がると騒がしい値動きとなっています。

特に大きなニュースは無いようですが、株価の動きの不安感と連動して注目されたというところでしょうか。

第9位 三菱UFJリース(NEW)

三菱UFJリース(8593)
三菱UFJリース(8593)
三菱UFJリースは、三菱UFJグループ。日立キャピタルと資本業務提携。リース首位級。M&Aで海外展開加速。 株主優待はありません。 ...

初登場9位です。

株価的にはほぼヨコヨコ、目新しいニュースも特になしという状況ですが、初めてのトップ10入りとなりました。

リース系は安値放置されている状態が続いていますが、連続増配銘柄でもあり、そういう観点で注目されてきたのでしょうか?

第10位 FPG(NEW)

FPG(7148)
FPG(7148)
FPGは、課税繰り延べメリットのオペリース投資商品を販売。会計事務所販売網を構築していることが強みです。 高い成長率とROEを誇りなが...

こちらも初登場で10位です。

2018年初の高値からもうほぼ1年間下げ続けている銘柄です。

配当利回りも5.5%超まで来ており、そろそろ底値を意識してきた感じでしょうか。

業種的にリスクはあるものの、426に発表された2Q決算は2Q単体で見れば良好(逆に言うと1Qが悪かった)なので、GW連休明けの反応が気になるところです。

まとめ

今月は上位陣はあまり変化がないものの、下位には初登場銘柄が3つ出てきました。

GW10連休という珍しい状況の前後で物色が変わるのか?にも注目ですね。

令和となった2019年5月はどうなるでしょうか?

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