リーガルコーポレーションは、紳士靴、婦人靴の製造。卸と直営等による小売りを展開。中高級品主体。国内生産比率は約9割。
株主優待は優待券です。
リーガルコーポレーションの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
万年割安の靴屋
事業内容
リーガルコーポレーションは明治35年の創業で、靴の企画・製造・販売を行っています。
リーガルシューズをはじめとした実店舗や、shoes streetというネットショップも運営しており、実際に店舗を目にしたり購入したりする方も多いのではないでしょうか。
業績横ばい続く
リーガルコーポレーションの業績は、売上高に関してはほぼ横ばいの傾向が続いています。
利益的にはブレがあり、リーマンショック後には利益低迷・最終赤字にもありました。しかし、2012~2014年頃には、歩きやすい革靴リーガルウォーカーがアベノミクスのもとで販売を伸ばし、高利益をあげました。
理由としては円安による材料費の調達コストには依然不透明感があるものの、今イチオシの「リーガルウォーカー」などが牽引し、売上高が予想を上回ったためとあります。
それにより利益も予想より底上げされているようです。
引用元:割安株投資研究所
それでも利益成長は長続きせず、2015年以降は減益が続いています。
業績向上時には主力の一角としていた個人投資家も多かったようですが、利確・撤退済みという方がほとんどと思われます。
リーガルはずいぶん以前には主力の一角として勝負していたこともあるのですが、現在は保有コスト0分の恩株が静かに残るのみです。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
万年割安株
業績は伸びていないものの、リーマンショック後の1年だけが最終赤字であり、その後は黒字でキャッシュを稼いでおり、有利子負債をどんどん削減していっています。
そのかいあって、2017年3月期には、実質無借金経営で自己資本比率52%にまで資本強化がなされました。
それでも株価は横ばいであり、PBR1倍割れが続く、万年割安株として放置されています。
株主優待は優待券
株主優待は保有株式数に応じて優待券(5,000円相当)が貰えます。
- 100株以上 1枚(5,000円相当)
- 300株以上 2枚(10,000円相当)
- 500株以上 3枚(15,000円相当)
靴を買うには優待券が足りないので、シューケア用品にしたとコメントされています。
実際店舗に行ったのですが、予想通り
安くても2万円位してしまう靴だったので、
結局シューケア用品を購入してきました。
引用元:株主優待、配当でコツコツ投資日記
金券ショップでは8掛けで買い取ってくれるほどの人気があるそうです。
大黒屋など金券屋で8掛け程度で買い取りもあり人気があります。
引用元:ひでさんのバリュー株投資(初心者におすすめNISA用株主優待銘柄も紹介)
総合評価
利益成長は見えないものの、「靴」という消費財を扱うだけあって、黒字を続けるだけの力は持っています。
また、2018年5月時点でPER18.1倍/PBR0.61倍という評価は、PBR的には割安感があります。
そのため、優待を目的として少数株をホールドするには問題ないと思われます。
長年不人気であり、株価も割安な状態が続いています。そのため優待を楽しみにのんびりホールドするとコメントされています。
リーガルコーポは地味な万年不人気銘柄でもあり、このところ株価はずっとヨコヨコで爆睡中です。ま、私としてはこれからも優待を楽しみにPF上位の一角でのんびりとホールドして応援していく予定です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌