サックスバー ホールディングス(9990)

サックスバー ホールディングス(サックスバーHD)は、バッグや財布、雑貨の専門店。主力『サックスバー』はじめ店舗ブランド複数。出店はSC中心。

株主優待は自社オリジナル商品です。

サックスバーHDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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ショッピングセンター中心に出店するバッグ専門店

事業内容

サックスバーHDは、メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造・卸売、バッグやアクセサリーの販売を行っています。

メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造としてアイシン通商、卸売としてロジェールジャパン、バッグ専門店を全国にチェーン展開する東京デリカ、アクセサリーショップを展開するカーニバルカンパニーの4社をグループ会社に持っています。

サックスバーHD 事業内容 グループ会社

http://www.sacs-bar.co.jp/group/

取扱商品

売上構成としては、1/3ほどが主力のメンズ・トラベルバッグとなっており、1/3がその他のバッグ、残りが財布や雑貨となっています。

サックスバーHD 売上構成比

決算説明資料(2018年3月期)より抜粋

店舗展開

ショッピングセンターを中心に出店しており、イオン・イオンモール、JRや私鉄系(ルミネ・アトレ)、セブン&アイ系、イズミ系、ユニー系、三井不動産系(ららぽーと)、西友系等に広く出店しています。

2016年3月期まで1年で30~40店舗のハイペースで出店を行い、店舗数は642店まで拡大しました。

その後は店舗数増加が緩やかなペースになっており、2018年3月期においては655店となっています。

旧 東京デリカ

現在は小売事業を行うグループ会社となっている東京デリカですが、以前は東京デリカの商号で東証1部に上場していました。

2014年10月、サックスバーHDに商号変更し、持株会社制に以降し、現在の状態となっています。

「ダサい社名を変えれば株価も上がるのに」と思って保有していたとコメントされています。

それこそ「東京デリカ」というダッサイ社名のころから保有していて「何故社名を変えないのか。変えれば株価も上がるのにえー」とずっと思っていました。
案の定社名を変えた頃から値上がりして売却益を頂いた思い出の銘柄です

引用元:きなこの株主優待と甘いもの&糖質制限を楽しむ日記

好財務

業績・CFともに安定的であり、実質無借金経営を続けながら財務を拡大しています。

2018年3月期においては、自己資本比率67%となっており、引続き実質無借金です。

中期経営計画

サックスバーHDは、2019年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2019年3月期において、売上高656億円(年率+5%成長)、営業利益55.8億円(年率+5%成長)を目標値としています。

しかしながら、1年目2年目と増収減益に沈んでおり、最終年度となる2019年3月期においても売上568億円、営業利益39億円の予想と、既に中計は諦めムードです。

株主優待は自社オリジナル商品

株主優待は保有株式数に応じて自社オリジナル商品がもらえます。

  • 100株以上    1,000円相当
  • 1,000株以上 10,000円相当

一時期はエコバッグのような貧相なものばかりだったので売却したそうですが、最近はなかなか良いバッグなので買い戻したとコメントされています。

サックスバーは以前保有していましたが、優待品が一時期ずっとエコバッグみたいな貧相なものだったので売却していました。

引用元:きなこの株主優待と甘いもの&糖質制限を楽しむ日記

2016年の優待を紹介されています。

今年は「バッグ・イン・バッグ」です。

なかなか丈夫な作りで、

デザインもいい感じですね。

引用元:不労所得を確保し、早期のセミリタイアを目指します

2017年の優待を紹介されています。

株主優待オリジナル商品の「ケスク・ル・デザイン 3WAYショルダーバッグ 」が届きました。

引用元:パンジーAの「株主優待の散歩道」 

1,000株優待(=1万円相当)の場合は4つから選べるそうです。(2015年の優待の場合)

4点から1点を選択できます。
・オロビアンコ トートバッグ
・牛革トートバッグ
・カナナプロジェクト フリーウェイリュック
・スパッソ シャイニーシリーズ 2輪キャリーケース
どれも魅力的なバッグで、非常に迷います。

引用元:eleganの投資生活ブログ(株・株主優待・FXなど)

総合評価

ショッピングセンターに出店するバッグ専門店をチェーン展開しています。過去には積極的な出店により収益を拡大しましたが、ここ数年は横ばい~減益トレンドとなっています。

2018年6月時点でPER12.6倍/PBR1.05倍となっています。減益トレンドを反映した評価となっている印象です。

好財務であり、減益トレンドとはいえ毎期キャッシュを稼いでいる企業ですので、PBR1倍付近は割安感があり、このあたりで底値探りの展開と思われます。次期中計で成長戦略が示されれば反発も想定されます。

株価下落により、優待MAX(=1,000株)までは買えると判断し、買い増したとコメントされています。

このところの激しい株価下落を見て、「うん、今の位置なら優待MAXとなる1000株までは余裕で買えるな。嬉しいな。♬」という判断の下につい先日買い増ししたので、今回は再び順位を上げてここで出てくることになったのでした。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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