サンヨーホームズは、戸建て住宅、マンション、賃貸福祉住宅の設計・販売が主。近畿圏中心に首都圏、中部圏等で展開。
株主優待はクオカードです。
サンヨーホームズの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
総合「住生活」提案企業
事業領域
サンヨーホームズは、戸建住宅事業、マンション事業、リニューアル流通事業、リフォーム事業、賃貸・福祉事業の5つを基本事業としています。
それに加えて、マンション維持管理等のライフサポート事業、太陽光エネルギー等のフロンテイア事業を行うことで、総合「住生活」提案企業と称しています。
とは言え、住宅に関わる建築業ということで、景気変動の影響を受けやすく、業績はバラツキが大きいと指摘されています。
業績は、ここ数年は、バラつきが大きいです。
不動産業界は、もともと景気変動の影響を受けやすい業界です。
そのなかでも、サンヨーホームズは、業績の変動が大きいような気がします。
中期経営計画
サンヨーホームズは、2018年3月期を最終年度とする5ヵ年の中期経営計画を発表しています。
数値目標として売上高807億円/営業利益33億円を掲げていましたが、直近の予算では売上高686億円/営業利益20億円となっており、大幅な未達となる見込みです。
さらに先の2021年3月期の目標値も掲げていましたが、現実味がなくなっており、早晩ローリングされると指摘されています。
実はその先の2021年3月期にも定量目標値として売上高1,300億円・営業利益130億円(cf.直近実績営業利益は15億円)を置いていたので、こちらに関しても早晩ローリングされると思われます。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
TOBの思惑
同業他社はTOBされており、サンヨーホームズについても筆頭株主であるLIXILは当社持分を増やすことが合理的であると指摘されています。
2013年にセコムから百万株(@600円?)を追加で買い取って筆頭株主となったLIXILは持分24.5%のまま特段の動きを見せてきておりません。この間、同業
ミサワホームは親会社のトヨタホームに買増TOBを受けたほか、パナホームに至っては親の株主交換(後にTOBに変更)完全子会社化されてしまいました。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
株主優待はクオカード
株主優待は保有株式数に応じてクオカードが貰えます。
- 100株以上 1,000円相当
- 500株以上 3,000円相当
総合評価
PER/PBRの指標面では割安感があるものの、借入金も多く、業績変動も大きく、ホールドしづらい銘柄です。
優待狙いで単元株をホールドするか、TOBの一発狙いとするか、になりそうです。
業績の変動が激しいことには注意を要するが、優待狙いでは問題ないと評価されています。
サンヨーホームズは業績の変動が激しく割り引いて見ないといけない銘柄ですが、ま、優待狙いでPF下位で持つのには特に問題は無いものと考えています。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
掲載当時、配当利回りは3%台であり、優待と合わせると非常に魅力的であるとA評価をされています。
【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:D
・財務安定度:D
・配当利回り:A
・割安感:C