昭和パックスは、クラフト紙袋首位。石化業界の輸出用途に強み。タイでも生産。ビニールハウスなどフィルムも。
株主優待は新潟県産コシヒカリです。
昭和パックスの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
クラフト紙袋でニッチトップは割安放置
事業内容
昭和パックスは、重包装用紙袋(クラフト紙袋)、コンテナ、フィルム、包装機装置システムを製造・販売しています。
東京本社の他、全国各地に6つの向上と4つの支社を持っており、全国の顧客の要望に応えられる体制をとっています。東南アジアの需要に応えるためタイにも子会社を設立しています。
主力商品であるクラフト紙袋は、化学工業製品・水産物・農産物・食品を包装するために使われています。他にも、精米・ペットフードなどに対応した中型袋、化学肥料・培土等を包装するポリエチレン重袋などの産業用包装容器を中心に製造・販売しています。
割安放置→見直し
安定的に黒字を出しているものの、長年にわたって、PBR1倍割れの状態が続いています。
2016年までは業績が低迷しており、低ROEの地味な銘柄であり、資産バリューであるため基本的には安値放置かとコメントされています。
・今期は好調だが、今まで業績が低迷しており、地味な銘柄であるため。
・資産バリューであるため基本的には安値放置か。
引用元:みやびの館@株式投資
2016年3月期以降は、売上横ばいながらも、利益成長を続けており、それを評価する形で株価も上昇しました。
2016年末~2018年6月までで株価は2倍以上に成長しています。
しかしながらそれでもPBR1倍は回復できておらず、指標的割安感は残っています。
財務は健全
ここ数年は利益成長しており、営業CF>投資CFとなっているため、財務の改善が進んでいます。
2018年3月期においてはネットキャッシュで40億円(cf. 時価総額98億円)、自己資本比率58%となっており、問題ない水準と思われます。
投資有価証券も多く、現預金もそれなりにあるため、財務はまずまずと評価されています。
財務はまずまず。流動比率は160%程度で、現預金もそれなりに。投資有価証券も多いので、現預金とあわせれば負債総額と同程度あります。
引用元:バネ男の株のアレ。
株主優待は新潟県産コシヒカリ
株主優待は500株以上で新潟県産コシヒカリ5kgがもらえます。
100株ではなく、500株以上ということに注意が必要です。
昭和パックスから株主優待として、新米(5KG)が送られてきました
引用元:カブのブログ
優待利回りは低いため、優待目当てで投資する人は少ないと指摘されています。
500株で新米5kgです。お得な優待ではないので、これ目当てで投資する人は少ないでしょう。
引用元:バネ男の株のアレ。
総合評価
指標的には割安感がある状態が続いています。ここ数年の利益成長にあわせて株価も上昇したものの本格的な割安訂正には至っていません。
2018年6月時点でPER9.39倍/PBR0.64倍となっています。
優待拡充や昇格がカタリストとなりえますが、IR情報も乏しくそのような兆候はみられません。
指標的に安く、業績も良く、実にいい銘柄と評価されています。
昭和パックスは指標的にも安いですし、業績も良いですし、実にいい銘柄と思います。でも、これほど力のある銘柄であっても私のポートフォリオTOP100に入ることが出来ないくらい、日本市場には魅力的な水準の優待バリュー株が溢れているのです。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
ニッチトップの割安銘柄と評価されており、優待拡充や昇格のカタリストがあれば暴騰しそうとコメントされています。
ニッチトップの割安銘柄としてピックアップしていました。業績も財務もまずまずですし、指標的にも割安。
優待拡充などがあると昇格も見えて暴騰しそうな銘柄です。
引用元:バネ男の株のアレ。