秀英予備校(4678)

秀英予備校は、静岡地盤。中学生向け集団指導塾が主力。北海道などにも進出したが、業績悪化で校舎リストラ。

株主優待は年2回(3月9月)で図書カードです。

秀英予備校の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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業績低迷中も、配当・優待利回りが株価を支える

業績低迷中

秀英予備校は、小中学生を対象とする学習塾や、高校生~浪人生を対象とする塾・予備校や、教育コンテンツの動画配信サービスを行っています。

売上は右肩下がりとなっており、2013年度~2016年度までは最終赤字に陥るなど、業績低迷中です。

2017年度は黒字化したものの、2017年11月には、校舎(固定資産)の減損・特別損失を計上し、2018年度の黒字化が危ぶまれています。

財務も悪化中

2017年3月期において、自己資本比率33%となっており、財務も悪化しています。

資産の多くを固定資産が占めており、今後も校舎(固定資産)の減損・特別損失が続けば、自己資本をすり減らし続けることになります。

中期経営計画

秀英予備校は、2018年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表・修正しています。

2018年3月期において、売上高123億円(年率+3%成長)、営業利益6.5億円(年率+63%成長)を目標値としています。

採算のとれない校舎の撤退及び移転により営業利益を押し上げる計画となっていますが、上記のように、業績悪化が進んでおり、減損・特別損失を計上するなど、達成は絶望的な状況となっています。

株価を支える配当・優待

業績低迷中にありながら、配当は1株あたり12円を継続しており、年2回の図書カード500円分優待も合わせると、配当・優待利回りは4%超を確保しています。

優待を目的とした個人投資家の買い・ホールドも多くあるようで、これが株価の下支えとなっています。

株主優待は図書カード

株主優待は年2回(3月9月)で図書カード500円相当が貰えます。

1単元の金額が小さく、利回りもまずまずであり、図書カードという使い勝手の良い優待であることを評価されています。

QUOカードや図書カードはほぼ現金と一緒なので
優待の中では一番いいですね。配当と違って税金引かれないし。
今年はこれらがもらえる優待株の保有を増やしました。

引用元:理系サラリーマンが投資を研究!

総合評価

配当・優待利回り的には株価は底値圏にあると思われますが、財務状況も悪化しており、優待廃止や減配は覚悟しておかなければならないでしょう。

しかしながら、学習塾・予備校業界は再編の機運もあるため、更に安くなればどこかが買ってくれるとの期待をもって、優待目的に100株をホールドするのはアリだと思います。

現行の優待制度が続く限りはホールドして応援するとされています。

秀英予備校は業績も財務状態も今一歩ですが、1単元も低くてカジュアルに買いやすいですし、十分過ぎる程の総合利回りが出ていますし、優待族的には実に良い銘柄です。現行の優待制度が続く限りはこれからも楽しくホールドして応援していく予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

長期保有になると評価されています。

5万円以下で買える、年2回図書カード500円銘柄ということで、このまま、長期保有になると思います。

引用元:株主優待生活のすすめ

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