サンドラッグ(9989)

サンドラッグは、東京西部地盤のドラッグ大手。ローコスト経営。西日本中心にディスカウントストア(DS)展開。

株主優待は自社PBのヘアケアセットとおこめ券です。

安定成長を続けており、2018年3月期で16年連続増配です。

サンドラッグの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

スポンサーリンク

安定成長と連続増配のドラッグストア大手

事業内容

サンドラッグは、ドラッグストア事業を主力として、調剤薬局事業、ディスカウントストア事業も展開しています。

ドラッグストア事業

「安心・信頼・便利」をモットーとしており、「サンドラッグ」の店舗ブランドでドラッグストアを全国に展開しています。

独自の取り組みとして「1店舗2ライン制」と呼ぶ販売体制を構築しています。店舗スタッフをカウンセリング販売スタッフと運営スタッフの2種類に分け、専門業務を分担することで「安心・信頼・便利」を提供することにつなげています。

また、星光堂薬局やサンドラッグプラス(北海道地区のフランチャイジーを子会社化)を傘下にしています。

調剤薬局事業

ドラッグストアに併設型の「かかりつけ薬局」と、調剤専門薬局の「サンドラッグファーマシーズ」の2つの調剤薬局でサービスを提供しています。

ディスカウントストア事業

九州・中四国地方にディスカウントストアを展開しているダイレックスを、2009年12月に完全子会社化しました。(リサ・パートナーズ傘下のファンドから買収)

現在もダイレックスの名称のままで店舗展開を行っており、近畿・中部・関東地区へも進出しています。

店舗展開

サンドラッグ 店舗展開

http://www.sundrug.co.jp/company/area.html

グループ企業を含めて、全国44都道府県に店舗を展開しています。

主力のドラッグストア事業では、サンドラッグ直営店を東京西部を地盤としながら東北から九州までエリア拡大しています。過去にフランチャイジーであったサンドラッグプラスが北海道を担当しており、四国はFC店が担当しています。また、傘下の星光堂薬局は新潟を地盤としています。

ディスカウントストア事業のダイレックスは九州を地盤としながら、中四国、関西、中部へとエリア拡大しています。

ECサイトはそんなに力を入れていない?

サンドラッグe-shop本店という通販サイトで販売しています。楽天、yahoo!ショピング、wowma!などのWEBモールにも出店しています。

値段は店舗と同じ?なのかかなり安い設定だと思いますが、少し古臭いWEBサイトである印象です。

通販サイトが超絶使いにくいとコメントされています。

どうでもいいが、サンドラッグのこの通販サイトが超絶使いにくいんだけど。こんなので買い物してもらえるんだろうか?

引用元:株主優待侍

好財務

無借金経営で財務の拡大と改善が同時に進んでいます。

毎期FCFを創出し、キャッシュを積み上げており、2018年3月期においては600億円超のキャッシュを保有しています(cf. 時価総額5,500億円)。

2018年3月期においては自己資本比率は63%となっています。

財務・CFともに文句のつけようがない優等生と評価されています。

財務。右肩。借入金もほとんどなく財務健全でケチがつけられない。CF。安定の営業CF。FCFも大体の年で出てると言うかマイナスの2010年も子会社取得のためで手持ち現金は増える傾向も別に投資は絞ってないと言うか増やしてるで絵に描いたような優等生ですね。

引用元:大河の一滴

株主優待は自社PBのヘアケアセットとおこめ券

株主優待は一律100株以上で、自社PBのヘアケアセットとおこめ券がもらえます。

  • 100株以上
    • 自社PBのヘアケアセット 5,040円相当
    • おこめ券 3kg分

ヘアケアセットはやさしいハーブの香りで気に入っているとコメントされています。

ヘアケアセットはやさしいハーブの香りで気に入っています ニコ

サンドラッグのお店でも購入可能ですがお高いので手が出せません・・・。だって、このセットで5,000円くらいするんですよ~(お高い!)

引用元:コツコツのんびり節約

プロ仕様のシャンプーゼットとのことです。

まだ使っていませんが、美容室で使われるようなプロ仕様のシャンプーセットらしい

引用元:FANTASTIC LIFE

総合評価

東京西部を地盤に全国にドラッグストアやディスカウントストアを展開しています。大手ドラッグストアとして安定業績・安定財務で順調に成長しており、ファンダメンタルズ的には非の打ち所がありません。

2018年7月時点でPER20.3倍/PBR3.48倍となっています。1桁成長にしては高めの評価ですが、安定業績・安定財務や連続増配の実績を反映しているものと思われます。

株価は2012年頃から右肩上がりで、直近では2018年5月の本決算発表で天井を打って調整入りしています。しかしながらPER0倍割れでは押し目買い意欲も強いと思われ、PER20倍前後での緩やかな右肩上がりが想定されます。

(2018年7月時点で)直近で株安しているためPERが下がってきており、これくらいのPER(20倍程度)は普通にアリな水準と評価されています。

サンドラッグはさすがにPERは高め。たぶん直近結構株安しているからかもっと前見たときより高かったような気がするところでこれだけ非の打ち所がないとこのくらいのPERは普通にアリな水準には思えます。

引用元:大河の一滴

スポンサーリンク
オススメの記事
オススメの記事