スーパーバリュー(3094)

スーパーバリューは、埼玉・東京を地盤に食品スーパー展開。ホームセンター(HC)との複合店舗も。ローコスト運営。

株主優待はありません。

スーパーバリューの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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店舗拡大で突っ走れるか

事業内容

スーパーバリューは埼玉・東京を地盤にして、食品スーパー単体、および食品スーパーとホームセンターを複合させた都市型スーパーセンターを展開しています。

2018年2月時点で32店舗を展開しており、内訳は以下の通りです。

  • 食品スーパー単体:21店舗
    • 埼玉:13
    • 東京:6
    • 千葉:2
  • 食品スーパー+ホームセンター:11店舗
    • 埼玉:6
    • 東京:5

1996年にホームセンター事業から先にスタートし、その2年後から食品スーパー事業をスタートさせています。その後、埼玉・東京にドミナント出店し、着々と店舗数を増やしています。

ローコスト経営

スーパーバリューは基本戦略としてローコスト経営を掲げており、競合他社と比べると、売上総利益率、販管費率を低く抑えています。

もともと利益率の低い食品スーパー業界において、スーパーバリューはさらに低い利益率となっています。利益率がコンマ1%変動するだけで利益額の変動も大きくなります。

2017年2月期には営業利益が前期比+57%となり、株価が高騰しました。

その要因として、営業時間の延長とコスト削減があげられています。

閉店時間を午後7時から午後8時に延長したと書いています。

その結果既存店の月次が徐々にですが伸びています。一時間延長が浸透してきた結果かと思います。

引用元:Kabu Berry

もう一つのコスト削減です。利益率が0.5%削減したと書いています。この0.5%でも相当な努力しないとできないと思うのです。

引用元:Kabu Berry

財務はイマイチ

スーパーバリューは借入金が大きく、財務を圧迫しています。

2018年2月期においては自己資本比率24%となっています。

総合評価

借入金が大きく、レバレッジをかけて店舗を増やしています。利益率が低いため利益のブレも大きく安定しない状況が続いています。この2点からリスクが大きい銘柄と思われます。

2018年5月時点でPER14.5倍/PBR0.93倍となっています。上記リスクを織り込んだ上でのPBR1倍割れと思われ、割安感はありません。

PERやPBRという指標的に割安に見えるが、借入金が大きく、そこまででもない割安と指摘されています。

割安に見える銘柄ですね。これが真に割安に見える人って財務諸表を読んで無い人ですよ。
そこまででもない割安って言っておきますね。

引用元:元スーパー投資顧問出身アナリスト 企業分析まとめ 日本株投資で勝つ

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