竹田印刷は、中部地盤の中堅。高精度商業印刷が得意。印刷機材販売も。半導体パッケージ用マスクを製造。
株主優待はクオカード等です。
竹田印刷の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
目次
半導体関連マスクが好調で、名証から東証へ
事業内容
竹田印刷は、印刷事業、半導体関連マスク事業、物販事業を行っています。
印刷事業
カタログ・チラシんなどの商業印刷を主力としており、他にも特殊印刷や新聞印刷も行っています。
印刷のみならず、システム構築、データ収集・分析、物流、事務局運営、各種BPO受託等、ワンストップソリューションを提供するビジネスを構築しています。
半導体関連マスク事業
半導体製造に欠かせないマスクを、CAD設計から製造まで一貫生産しています。
2016年には同業の東京プロセスサービスを子会社化しており、スケールメリットを活かして、低コスト化を進めています。
物販事業
印刷資材の販売、印刷機械の販売、文具系通販サイトの運営等を行っています。
昇格期待
名証から東証2部へ
1997年に名証2部へ上場しましたが、その後20年以上に渡って割安放置されていました。
2018年になって東証2部へも上場し、株価が急騰しました。
たまにこういうことがあるので名証銘柄は良いと評価されています。
まさかの名証2部から東証2部への鞍替えで株価が急騰し、順位を上げてここで登場してきました。たまにこういうことがあるので名証銘柄と言うのはいいんですね。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
1部昇格期待
2018年3月には株主優待をクオカードへ変更しています。
東証2部上場に続いて、1部昇格基準は満たしているように思います。
財務はそこそこ
リーマンショック後こそ最終赤字となったものの、その後は安定業績・安定CFにより、財務状況は改善しています。
2018年3月期においては、実質無借金経営となっており、自己資本比率は48%となっています。
有利子負債はちょっと多めとしながらも、財務はまずまずとコメントされています。
財務もまずまず。流動比率は150%ほど。現預金+売掛金>流動負債です。有利子負債はちょっと多めですかね…。
引用元:バネ男の株のアレ。
株主優待はクオカード等
株主優待はクオカード等
- 100株以上
- クオカード1,000円分
- 1,000株以上
- クオカード1,000円分
- 「徳川美術館名品カレンダー」または「新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kg」
徳川美術館名品カレンダー
竹田印刷の優待で貰えるカレンダーを非常に高く評価されており、写真で紹介されています。
さて優待でカレンダーを戴ける銘柄と言うのは実にたくさんありますが、
その中の最高峰は、間違いなくこの竹田印刷
です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
総合評価
印刷事業は衰退感もありますが、半導体市場活況でマスクの需要も旺盛です。
2018年7月時点でPER11.8倍/PBR0.49倍となっています。
東証2部上場、クオカード優待への変更の2回で株価高騰していますが、その後は底値探りの展開です。半導体市況が落ち着いてきていることも影響しそうです。
指標的な割安感と1部昇格期待からホールドしていくとコメントされています。
竹田印刷は東証2部昇格によってかなり株価が上昇しましたが、今の水準でもまだ指標的には割安ですし、今後の東証1部昇格も期待できますし、私としてはこのままホールドして応援していく予定です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
指標的に割安感があるものの、固定資産が大きく、それほど魅力的ではないと指摘されています。
指標的に割安で利回りもそこそこ、優待もあるという銘柄です。まず目を引くのが低PBRですが、資産の内容を見てみると固定資産が大きく、魅力的というほどではありませんでした。
引用元:バネ男の株のアレ。
業績が絶好調であり、成長を目指す段階で名証→東証2部→1部と昇格するのではないかとコメントされています。
半導体関連が絶好調(3分30秒くらい)など、利益ベースで多少の根拠はあり。
こうした成長を目指す段階で東証2部、1部と駆け上がろうというのなら、つじつまが合ってくる。これくらい成長可能な企業と認識が進み昇格が実現すれば、今の株価位置にはいないと思うけど果たしてどうかな。
東証2部へ昇格してきた時点で購入され、カタリストが発生していると評価されています。
カタリスト(株価上昇サイン)が発生している竹田印刷(7875)のほうがどう考えても強いでしょう。