ティーライフは、PB健康茶、化粧品などをカタログ、ネットで販売。製品製造など外部に委託。M&Aに意欲。
2012年IPO以来、安定業績・増配基調にあります。株主優待は株主優待券です。
ティーライフの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
健康食品・化粧品を通販
2012年 IPO
2012年3月、ティーライフはJASDAQ市場に上場しました。
公開価格510円に対して、初値556円(公開価格比+9%)と上々のスタートとなりました。
その後は順調に、2014年東証2部へ昇格、2016年東証1部へ昇格となり、その間の株価も右肩上がりを続けています。
強みは営業手法
ティーライフは、健康食品や化粧品を通信販売(ネット販売)を行っています。
お客様との「絆」を大切にした販売促進を掲げており、商品と併せて手書きの手紙やプレゼントを同梱する、お客様と交流・商品開発を行うこともしています。
これらについて、「一度掴んだ客は絶対に手放さないぞ。」「蛇のような粘っこい執念深さ」と、素晴らしいと評価されています。
手書きのお礼状が別に届いたりもします。普通の通販会社はここまで手間のかかることはしないですし、 「一度掴んだ客は絶対に手放さないぞ。コラッ。」という気合 を感じます。
試供品入りの商品カタログも届きます。この 「蛇のような粘っこい執念深さ」、実に素晴らしい ですね。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
また、金券類を使えるセールや、広告塔として登場する植田社長の営業力も評価されています。
一度でも当社製品を購入しようものなら永遠に送り続けてくるDMやあらゆる金券類で当社製品を購入出来るセールを行い、家中の休眠金券や他社の優待でもらったであろう金券を根こそぎ回収しようという営業姿勢も特筆に値します。『中年太り専門茶』の広告塔にも嬉々として登場する一見して人の良さそうな植田社長の営業力には本当に震え上がります。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
定期購入でビジネスが安定
さらに、ビジネスモデルとしては「定期購入」を主とすることで、ビジネスをストック型にしている点が評価されています。
一方で、商品自体に本質的な強みがあるわけではない点には注意が必要です。
ビジネスモデルでは「定期購入」を主としているところが目につきます。これによりビジネスがストック型になり業績が安定します。ただ商品に本質的な強みがあるというほどには思えませんので、多少注意が必要です。
引用元:すぽさん投資ぶろぐ(旧サイト)
安定業績・好財務
2012年の上場以来、安定業績と好財務で安定感が抜群です。
2016年7月期においては、実質無借金経営で自己資本比率は70%超となっています。
一方で、売上は順調に成長しているものの、利益成長には物足りなさがあります。
2017年7月時点でPERは14倍と低評価なのは、利益成長の物足りなさ、ROEが1桁台にあることにありそうです。
とはいえ、上場以来、一貫して株価は右肩上がりとなっており、投資家からは一定の評価が得られているとも考えられます。
株主優待は株主優待券
株主優待は、自社サイトで利用できる株主優待券です。
- 100株以上 1,000円相当
- 500株以上 2,000円相当
- 1,000株以上 3,000円相当
100株が最も利回りが高くなっています。
株主優待券を利用するにあたっては、株主優待専用優待特選商品が8種類ほど用意されており、送料無料で利用することができます。
「まるごとさんかく茶&さつまチップのセット」を選ばれた方のブログです。かなりお気に入りの様子です。
一応「ブロガーとしては別の物を選択してレビュー記事とか書いた方がいい?」なんてちょっとは考えたりもしましたが、おさつチップ食べたい気持ちの方が遥かに強く今年もこれにしました(笑)
引用元:リサコログ
ルイボスティーなどのお茶セットを選ばれた方のブログです。
お茶の会社だし、ティーライフ人気商品詰め合わせセットにしようと思い、今回はBを選びました。
引用元:New Market Creation – 市場創造
総合評価
業績・財務に安定感があり、増配基調であるのも安心できます。
2017年7月時点ではPER14倍と割安感があるため、利益成長、利益率改善、ROE改善などが起これば、見直し買いに繋がりそうです。
社長さんを推しており、ホールドして応援していくと評価されています。
可愛いぽっちゃり社長さんである伸ちゃんの 「今後連結売上高100億円&東証1部昇格を目指す。」 との夢の内の1つは既に達成しましたが、引き続き連結売上高100億円を目指して頑張って欲しいと思います。私も引き続きホルダーとして楽しく保有しながらティーライフを応援していく所存です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
ビジネスモデルが良く、10~15%程度の成長力で割安感もあるということで3.5の評価を獲得しています。
全体としてはビジネスモデルの良さが目立ちます。昔は卸メーカーだったようですが、儲かる道を探しつづけたら今のビジネスモデルになったということでしょうね。安心して保有できる株だと思います。
引用元:すぽさん投資ぶろぐ(旧サイト)