テクノ菱和(1965)

テクノ菱和は、空調工事中堅。三菱重工の冷熱機器販売併営。医薬品工場向け注力。東南アジアへの展開加速。

潤沢な手持ちキャッシュを抱える資産バリュー株です。株主優待は静岡県産新茶です。

テクノ菱和の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

産業用空調や給排水設備の設計・施工管理を担う

テクノ菱和は、産業用空調、冷暖房、給排水・衛生設備等の設計・施工管理を主要事業としています。

対象としては、産業用設備工事と一般ビル工事が半分ずつとなっています。

工事内容としては、メンテナンスやリニューアル工事といった改善工事が半分以上を占めています。残りの半分弱が新規工事となっています。

資産バリュー株

テクノ菱和は2017年3月期において現金137億円を所有し、無借金で自己資本比率60%程度と財務は非常に安定しています。

現金137億円を所有しているにも関わらず、時価総額は180億円程度となっており、PBRは0.6倍程度と資産バリュー株と分類できます。

PER/PBR、時価総額から考えても割安感があると指摘されています。

PER,PBR、時価総額ともに割安で、
業務が「空気・水」の環境整備ですので
日本アジア含め、今後も右肩上がりかと思っての買いです。

引用元:とむの資産運用ブログ

ここ数年は好業績だが、成長性は見えない

2012年3月期に赤字計上した後、2013年2月期~2017年3月期までは順調に業績を拡大させてきました。

これに伴って株価も右肩上がりとなっていましたが、2018年3月期は減収減益を見込む発表がなされ、株価も下落しました。

2018年3月期の減収減益には会社側からの明確な説明は無く、保守的な予想とも考えられますが、会社側の消極的IR活動とも受け取られます。

豊富な受注残、海外進出等の明るい材料はあるものの、景気変動に伴う企業の設備投資の影響を大きく受けると思われるため、安定成長の絵は描けません。

スポンサーリンク

株主優待は静岡県産新茶

株主優待は静岡県産新茶です。

100株で1パック、1,000株で2パックと量的にはしょぼいものの、味は確かであるようです。

年に一回おいしい緑茶が飲めるので重宝しています。
量は30gと少ないですが、普段から緑茶を飲む習慣がない人にはちょうどいい量です。

引用元:ゆるい投資のブログ

また、お茶の美味しい煎れ方も同封されており、困ることはありません。

丁寧なことに、お茶の美味しい煎れ方を記した紙も同封されていました。せっかくなら美味しく飲みたいので、ありがたいです。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

総合評価

資産バリュー株として下値は限定的ですが、2018年2月期を減収減益で予想したことで成長には疑問符がついており、株価上昇のカタリストは現状では見当たりません。

東証1部昇格や、配当や優待の拡充などに向けて、IR活動が積極的になれば面白いと思います。

指標的に割安で力のある銘柄であり、優待が続く限りホールドと評価されています。

テクノ菱和も1900番台らしい実に力のある銘柄です。現行の優待が続く限りはPFの片隅において末永くホールドしていきたいと思っています。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

配当利回りが良く、優待と併せても良い評価をされています。

株価(794円)★★★★☆:ここで踏みとどまってほしい
配当金(2.52%)★★★★☆:配当は良いですね
優待内容 ★★★☆☆:2%台半ばの配当をもらえるので、おまけと考えれば納得です
参考指標:PER 9.82倍、PBR 0.55倍
総合得点(15点満点):11点
※ データは2017年6月2日終値時のものです

2.5%の配当利回りがあり、8万円で株主優待がもらえるので持っていても悪くない銘柄かなと思います。優待でもらえるお茶も美味しいので、届くとうれしいです。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

スポンサーリンク
オススメの記事
オススメの記事