テイムコ(7501)

テイムコは、フィッシング用品の販売卸。自社開発品比率8割以上。直営のアウトドア衣料・用品店展開。

2017年10月時点でPBR0.3倍の資産バリュー株です。株主優待は買物優待券(20%割引)です。

テイムコの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

スポンサーリンク

超不人気の資産バリュー株

事業内容

テイムコはスポーツフィッシング用品やアウトドア用品の販売卸です。

アウトドア用品のブランドとしてFoxfireが有名です。

売上横ばいで利益が上がらず

テイムコはここ十年以上、売上が30億程度で横ばいとなっています。

利益も全くと言っていいほど上がっておらず、トントンで事業を継続している状態です。

しかしながら、2015年11月期には本社・商品センターなどの土地・建物について固定資産の減損損失を計上し、大幅な最終赤字となりました。

財務は健全

一方で、財務面は健全な状態が継続しています。

2016年11月期においては、時価総額と同等以上の21億円のキャッシュを保持し、無借金経営です。自己資本比率は84%と鉄壁の状態です。

PBRは0.3倍割れの状態となっており、資産バリュー株という見方ができます。

一方で、それだけ超不人気な銘柄であるという見方もできます。

業績回復なるか?

フィッシング用品自体の規模が小さいことや、アウトドア用品はモンベルやスノーピーク等の競合が多いことから、業績回復は見えていません。

このことが超不人気な銘柄となっている要因だと思います。

株主優待は買物優待券(20%割引)

株主優待は保有株式数に応じて買物優待券(20%割引)が貰えます。

  • 100株以上  1枚
  • 1,000株以上 2枚

過去には、1,500円相当の様々な優待品が株主優待だったそうです。こちらのブログで歴代の優待品を見ることができます。

以前は100株保有で毎年1500円相当の趣向を凝らした楽しい優待品を戴くことが出来ました。毎年の品物は無骨さ・異質さ・丈夫さにおいて突出しており、私は極めて高く評価していました。アベノミクス下で新しく参戦された優待族の中には過去のティムコ優待の素晴らしさを知らない方もいらっしゃると思うので、今日は復習として過去の素晴らしい優待品群を懐かしく見ていきましょう。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

総合評価

キャッシュ分の時価総額程度の評価としかならない銘柄だと思います。

本業の回復、または新事業(やらなそうですが・・・)が見えてこないと、業績的な評価を加えることはできないでしょう。

業績回復や自社製品優待復活を楽しみに気長にホールドするとされています。

ティムコは良心的過ぎて利益をほとんど出せないのでPERから見ると極めて割高ですが、PBRが非常に低く、資産バリュー株としての安定性はあります。いつの日か業績が回復して楽しい自社製品優待が復活する日を楽しみに、これからも気長にホールドして応援していく予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

スポンサーリンク
オススメの記事
オススメの記事