天満屋ストア(9846)

天満屋ストアは、老舗百貨店天満屋グループのスーパー。岡山、広島に展開。イトーヨーカ堂の持分会社に。

株主優待は年2回(2月8月)で優待補助券またはVJAギフトカードです。

天満屋ストアの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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セブン&アイとの提携で反転なるか?

事業内容

天満屋ストアは岡山県を地盤として、「天満屋ハピータウン」や「ハピーズ」を展開する食品スーパーです。

2018年2月時点で、47店舗を展開しています。内訳は以下の通りです。

  • 岡山:44店舗
  • 広島:2店舗
  • 鳥取:1店舗

かつては四国の香川県にも店舗を展開していましたが、競争激化による収益低迷から撤退しています。

2013年 セブン&アイと業務提携

2013年には、セブン&アイと業務提携を結び、セブン&アイ傘下のイトーヨーカ堂が天満屋ストアの株式20%を保有することとなりました。

株価は、2日連続ストップ高となり、大きく反応しましたが、結局は行って来いとなりました。(ただし、その後は緩やかな右肩上がりを続けています。)

業務提携から時間が経過しても、セブン銀行のATMを置く程度の動きしかありませんでしたが、2017年になり色々と動きが出てきたと指摘されています。

店舗にセブン銀行のATMを置いたりする程度しか、目立った動きが見られなかったものの、ここにきて福山店にLOFTを導入したり、倉敷駅前のArioのヨーカ堂店舗を閉鎖した上で、当社店舗を承継出店するなど、やっと資本業務提携らしい動きが出てきました(ヨーカ堂のリストラ受け皿と推察)。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

今度の注目は、競争力のあるセブンのPB商品とnanacoの導入および普及とみられており、天満屋ストアの競争力底上げに期待されています。

また、この倉敷店から非常に競争力のあるセブンのPB商品である”セブンプレミアム”と電子マネー”nanaco”も導入されることとなったため、全般的に当社店舗の競争力が底上げされるため、中長期的に期待出来ます。

引用元:なちゅの市川綜合研究所

財務はイマイチだが改善傾向

天満屋ストアは不採算店舗の撤退や減損処理を繰り返しており、ここ10年に渡って固定資産を圧縮しています。一方で、営業CF>投資CFとなっておりキャッシュは稼ぎ続けています。

そのため、財務的には改善が続いており、2018年2月期においては自己資本比率38%となっています。

しかしながら未だに借入金は大きく、財務は少し悪そうと指摘されています。

財務は少し悪そう。流動比率は50%を下回っています。有利子負債も多め。前期もこの程度なのでまあ回るのでしょう。

引用元:バネ男の株のアレ。

株主優待は優待補助券またはVJAギフトカード

株主優待は年2回(2月8月)で、保有株式数に応じて優待補助券(100円分)またはVJAギフトカード(1,000円分)がもらえます。

  • 100株以上
    • 優待補助券   20枚(2,000円相当)
    • VJAギフトカード 1枚(1,000円相当)
  • 500株以上
    • 優待補助券   60枚(6,000円相当)
    • VJAギフトカード 1枚(1,000円相当)
  • 1,000株以上
    • 優待補助券   100枚(10,000円相当)
    • VJAギフトカード  3枚(3,000円相当)
  • 2,000株以上
    • 優待補助券   200枚(20,000円相当)
    • VJAギフトカード  3枚(3,000円相当)
  • 3,000株以上
    • 優待補助券   300枚(30,000円相当)
    • VJAギフトカード  3枚(3,000円相当)
  • 4,000株以上
    • 優待補助券   400枚(40,000円相当)
    • VJAギフトカード  3枚(3,000円相当)
  • 5,000株以上
    • 優待補助券   500枚(50,000円相当)
    • VJAギフトカード  3枚(3,000円相当)

優待補助券の方がお得な内容になっていますが、天満屋ストアの店舗が無い地域の株主の場合はVJAギフトカードを受け取らざるを得ないです。

株主ご優待補助券の方が圧倒的にお得です

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

優待案内のハガキを返送しないと優待補助券になってしまうので注意が必要です。

こちらを返送しないとVJAギフトカード1000円分がいただけませんので要注意ですね
返送するのは4月6日までとなっておりますので返送しなかった方は株主優待補助券2000円分です

引用元:靴磨き少年は株主優待株で億万長者の夢を見る

総合評価

ここ10年は敗戦処理が続いていた印象で、規模縮小・財務改善が行われています。

しかしながら、営業CFは常にプラスでキャッシュは稼ぎ続けており、セブン&アイとの業務提携によってセブンプレミアムという強力な武器も手に入れいているため、ここから反転攻勢となるのか注目されます。

2018年5月時点でPER14.2倍/PBR0.89倍となっています。株価は右肩上がりを続けており、ここから増収増益トレンドに転換できれば、割安訂正が起こる可能性も考えられます。

指標的にそこそこ割安であり、優待制度が続く限りはホールド予定とコメントされています。

天満屋ストアは指標的にそこそこ割安であり、PF下位としては特に不満のある銘柄ではありません。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

配当金の評価が非常に低いですが、優待内容・利回りはまあまあ良いと評価されています。

株価(1,085円)★★★☆☆
:大きな動きはなく安定しています。
配当金(0.46%)★☆☆☆☆
:少ないです。増やしてほしいですね。
優待内容 ★★★★☆
:株主様ご優待補助券を使うことができればいいのですが
参考指標:PER 11.3倍、PBR 0.71倍
総合得点(15点満点):8点

※ データは2017年6月8日終値時のものです

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

割安さとCFを評価していますが、財務的によく無さそうなのと利益減速を懸念されています。(前期=2017年2月期)

割安な優待銘柄としてピックアップ。今期予想EPSからするとPERは11倍ほどですが、前期のように減速してしまうとアレですね…。PBRも1倍割れですが、流動資産は少なく財務的には良くなさそう。CFはきれいですが…うーん。

引用元:バネ男の株のアレ。

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