THE グローバル社(3271)

THE グローバル社は、 首都圏マンション分譲のグローバル・エルシードなどを傘下に持つ持株会社。戸建て事業も展開。

2016年に優待廃止となりましたので、その他日本株に分類します。

THE グローバル社の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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「世界の不動産を面白くする」不動産総合デベロッパー

イケイケ不動産銘柄

「世界の不動産を面白くする」をモットーに、TVCMにミランダ・カーを起用して知名度向上を図っています。

しかし、これだけでは何の会社で、どういう事業を行っているのか全く分からず、ノリだけでTVCMをやってしまった感があります。

事業としては、不動産総合デベロッパーを名乗る通り、分譲マンション・戸建て・ホテル・不動産投資・海外不動産と一通りの事業を行っています。

経営的には典型的不動産銘柄

財務的にレバレッジを効かせた経営で、営業CFもマイナスの時期もある、不動産銘柄にありがちな経営となっています。

PERは10倍割れで割安感があるとされていますが、不動産銘柄ではPER10倍割れはゴロゴロとしていますので割安感はないと思います。

自己資本比率は1割台と、財務面は、有利子負債が多い。
現在の株価は、PERが10を下回り、収益面から割安感があります。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

ROEは優秀と言いつつも、自己資本比率が低いことによる嵩上げ分が大きいと考えられます。

ROEは12%であり優秀な数字ですが、自己資本比率が20%台であり、数字ほど効率面での評価はできないと考えます。財務健全性についても良くない内容です。

引用元:株主優待?何それ?美味しいの?

利回りが良かったものの、修正済み

2014年~2015年にかけては、配当・優待利回りが5%超となっており、魅力的な水準でした。

配当+優待の利回りは5.65%と高利回りな銘柄です。配当性向は28%とちょうど良い水準です。

引用元:株主優待?何それ?美味しいの?

その後、優待廃止や株価上昇を受けて、2017年8月時点では配当利回り2.7%程度となっており、魅力的な水準からは脱しています。

ウルフ村田氏の煽りで上昇?

2014年以降、横ばいとなっていた株価ですが、2017年4月から上昇を始めました。

Twitterでウルフ村田氏が盛んにグローバル社を取り上げ、株価上昇につながっていったようにも見えます。

2017年8月段階でも新高値を取るなど強さが継続しています。

(廃止済)株主優待はクオカード

2014年5月に株主優待の新設を発表し、100株以上保有で1,000円分のクオカードが貰えました。

黒いオリジナルクオカードを株主優待としていました。

100株で、1,000円のクオカードです。

引用元:「マイホームへの道」株主優待・ふるさと納税で豊かな生活

その後、2016年2月に優待廃止を発表しました。

グローバル社は6月末に100株当たり1000円のクオカードを優待として配布していました。
残念ながら今回優待の廃止となってしまいましたが、同時に増配(15円→17円)となっています。

引用元:インカムライフ.com

総合評価

2017年初めまでは割安感がある水準でしたが、ウルフ村田氏の煽りとともに株価上昇し、2017年8月時点では割安感はもう無いと言って良いと思います。

イナゴタワーでどこまで上がるかは分かりませんが、腰を据えた個人投資家には手出し無用の銘柄であると思います。

優待が廃止されて魅力が下がったため、そのうち売却するとされています。

THEグローバル社は今のところ指標的な割高感もないので、まだ当座は持っておくことにします。ま、他の銘柄を整理する時にでも合わせて売却しようかな?というところですね。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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