テーオーホールディングス(テーオーHD)は、木材、流通、住宅が3本柱。北海道地盤。業界首位のフローリングは首都圏に展開。介護事業も。
2017年にテーオー小笠原という社名からテーオーHDへ商号変更しました。株主優待は函館物産品です。
テーオーHDの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
北海道地盤のコングロマリット
多角化された事業内容
1950年に創業したテーオーHDは、事業内容を多角化し続けています。
現在では、以下の事業を展開しています。
- 木材・住宅を担う「テーオーフォレスト」
- ホームセンター・食品スーパーを担う「テーオーリテイリング」
- デパート・ブランドショップ・携帯電話を担う「テーオーデパート」
- 保険・オフィス用品・スポーツクラブ・介護を担う「テーオー総合サービス」
- 自動車を担う「函館日産自動車」「北見日産自動車」
- 建設を担う「小泉建設」
木材・住宅関連が好調ですが、全体的に景気の変動を受けやすいビジネスであると指摘されています。
事業を非常に多角化しており、そのうち流通は厳しい環境です。
一方で、木材・住宅は復興・五輪需要で好調で、業績への貢献が大きいです。
どちらかというと、景気などの影響を受けやすいビジネスを展開しています。
悪化する財務が懸念
営業キャッシュフローはプラスを維持しているものの、財務は厳しい状況が続いています。
有利子負債が多く、自己資本比率は1割台となっています。
自己資本比率は1割台で、有利子負債が多く、財務面は良くないです。
株主優待は函館物産品
株主優待は保有株式数に応じて函館物産品から選択できます。
- いかめし
- クッキー
- カレー
- 北海道道南産米
- 函館産米焼酎
100株でも貰える、いかめしが人気のようです。
今日は私が頂いた優待品であるいかめしを見ておきましょう。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
総合評価
業績は安定しておらず、自己資本比率が低いため、長期ホールドには心配です。
個人投資家の分析も少なく、あまり人気がないようです。
指標的にはイマイチだが、優待品が魅力的であると評価しています。
テーオーHDは指標的にはイマイチですが、優待品は特色があって魅力的です。PF下位としては十分に許容できる銘柄であると考えています。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
財務安定度がEと最低評価です。
【 きびなごの格付け 】 D
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:C
・財務安定度:E
・配当利回り:C
・割安感:C