東亜ディーケーケーは、環境計測器・工業用計測器メーカー。水から大気へ展開。米ダナハー・グループのハックと提携。
株主優待はクオカードです。
東亜ディーケーケーの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
中国販売伸びる環境計測器メーカー
事業内容
東亜ディーケーケーは、環境保全に取り組む総合計測機器メーカーを標榜しており、「水・大気・ガス・医療」を柱に、様々な計測機器・分析機器を製造販売しています。
2000年に東亜電波工業と電気化学計器が合併して誕生しました。その後2013年には東証1部へ昇格しています。
2010年には、水質分析の専門メーカーである米ハックが33.5%を出資し、業務資本提携を結びました。
個人投資家には馴染みなし
東亜ディーケーケーの製品は、水質自動測定装置・ph計変換器、大気中窒素酸化物測定装置・PM2.5測定装置など、一般にはほとんど馴染みがありません。
そのため、個人投資家の興味の範疇外であるようで、業績を詳しく分析するようなブログは見当たりません。
企業が買う装置ばかりでは一般にはあまり馴染みがないものばかりです。
引用元:Kabu Berry
しかしながら、B2B要素が強く、保守で売上の半分を上げているほどなので、安定感は強いものと考えられます。
環境装置が主力ということでこれからも一定の需要はありそうですし、保守で売上の半分上げていますので大きく売上が減る心配もなさそうですね。
引用元:Kabu Berry
好財務
無借金経営が続いており、自己資本比率も2017年3月期で69%と高く、本社横の土地を駐車場へと貸し出して安定的な利益も得ており、財務的な問題は全く見当たりません。
中期経営計画
東亜ディーケーケーは、2019年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。
2019年3月期において、売上高160億円(年率+4%成長)、経常利益16億円(年率+4%成長)を目標値としています。
売上高は及ばない可能性があるものの、経常利益については1年前倒しで2018年3月期に達成見込みであり、2019年3月期には20億円超まで伸びる予想です。
これは、中国向け環境用水質計が好調に推移した他、国内売上高も回復基調にあることが要因です。
株主優待はクオカード
株主優待は保有株式数に応じてクオカードがもらえます。
- 100株以上 500円相当
- 500株以上 1,000円相当
- 1,000株以上 2,000円相当
2016年以前は割安感があり、優待利回り1%程度は出ていました。
年1回優待銘柄で優待投資初期に5万円程度で購入できる優待銘柄という事で購入したようなw
今となっては購入に至った経緯は思い出せませんが、そんな事はどうでもいいですwww
今は株価が1000円超えているので(12月5日現在)約2倍になっているという事です。
総合評価
もともと安定感のある銘柄ですが、2018年3月期に利益が伸びたこともあって、2017年には株価2倍まで見直し買いがなされました。
2018年5月時点でPER25倍/PBR2倍にまで評価されており、指標的には割高感があります。さらなる利益成長と次期中計へ期待がかかっているものと思われます。
個人投資家には馴染みがない製品を取り扱っており、業績予想は相当難しいため、あえて触る必要はないものと思います。
指標的には割高感が出てきたとコメントしつつも、優待制度が続く限りはホールドすると評価されています。
東亜ディーケーケーは指標的にはやや高いかな?と思いますが、このところ業績好調で成長力もあり、市場から良い評価を受けても当然と思います。これからも現行の優待制度が続く限り楽しくホールドして応援していく予定です。
引用元:みきまるの優待バリュー株日誌
株価上昇により利回りが低下したため、売却候補であるとコメントされています。
株価(1,056円)★★★★★:1年で倍増
配当金(1.23%)★★☆☆☆:株価上昇で利回り低下
優待内容 ★☆☆☆☆:利回りは低いです
参考指標:PER 16.7倍、PBR 1.5倍
総合得点(15点満点):8点
※ データは2017年12月21日終値時のものです