トランザクション(7818)

トランザクションは、デザイン雑貨、エコ雑貨等の企画販売中堅。ファブレス経営。電子たばこのVAPE事業を育成。

株主優待は年2回(2月8月)で自社製品です。

2010年10月の上場以来、6期連続増配です。

トランザクションの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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デザイン雑貨の安定成長、電子タバコ事業の成長期待

事業内容

トランザクションは、カスタムメイド雑貨事業とオリジナル雑貨事業を行っており、ファブレス経営で製造・販売しています。

また、電子タバコの卸売事業(VAPE事業)も行っており、卸売・WEB販売・店舗販売の3つの販路で展開しています。

カスタムメイド雑貨事業

顧客の要望に合わせたデザイン性の高い雑貨製品を扱う事業です。

企業のノベルティやOEM、イベント物販グッズ等のデザイン雑貨を製造・販売しています。

従来はカスタムメイド雑貨事業の方が売上比率が大きかったのですが、2017年8月期においてオリジナル雑貨事業に逆転されています。

トランザクション 事業分類別売上

2017年8月期決算説明会資料より抜粋

オリジナル雑貨事業

自社で企画・製造したエコ雑貨、デザイン雑貨、ビューティ&ヘルスケア雑貨、トラベル雑貨、ペットウェア雑貨等を販売しています。

特にエコ雑貨のエコバッグ、タンブラー、ボトルが好調です。

VAPE事業

電子タバコを卸売販売しており、店頭販売・卸売販売・WEB販売の3体制を構築しています。

卸売販売に加えて、自社開発製品の拡充も行っています。

電子タバコ関連銘柄として材料株価したこともあります。

円高恩恵銘柄

トランザクションは海外の工場に製造を委託するため、円高が有利に働く、円高恩恵銘柄です。

為替動向の影響が大きく、アベノミクス以降の円安が業績の足踏みに繋がっていると指摘されています。

こういった雑貨は海外で製造しており、為替動向の影響が大きいのが特徴です。
アベノミクス以降の円安の流れが、利益を圧迫し、業績の足踏みにつながっているようですね~。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

財務は

2016年に公募増資で27億円を調達しており、財務の改善が進んでいます。

2017年8月期においては、借入金6億円に対して、キャッシュ37億円を保有しており、自己資本比率は72%となっています。

財務は安定的と評価されています。

自己資本比率は5割台で、「現金等>有利子負債」と、財務面は安定的です。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

財務は盤石と評価されています。

財務は自己資本比率は73.5%で利益余剰金>>有利子負債と盤石。

引用元:優待株で資産増と幸福増?? 三児のパパ

中期経営計画

トランザクションは、2020年8月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

目標値はレンジ形式となっており、売上高170~270億円(年率+8~26%成長)、営業利益20~45億円(年率+12~47%成長)を目標値としています。

新規事業とりわけVAPE事業への期待が大きく、レンジ上限では高い成長を目指すことになります。しかしながら保守的に見たレンジ下限でも2桁成長を見込んでおり、既存事業の安定成長は堅い印象です。

株主優待は自社製品

株主優待は年2回(2月8月)で、保有株式数に応じて自社製品がもらえます。

  • 100株以上  2,000相当の自社製品 1つ
  • 500株以上  2,000相当の自社製品 2つ
  • 1,000株以上 2,000相当の自社製品 3つ

年2回の優待で選択できる内容が異なっていることを評価されていますが、選択肢が少ないため、使えない優待になる可能性もあると指摘されています。

優待は年2回ありますが2月と8月で選択できる内容が異なっているのがいいですね。

但し選択肢が少ないために使えない優待になる可能性も否定できません。

引用元:優待株で資産増と幸福増?? 三児のパパ

マスクが結構人気があるようです。

選んだのは、マスク+花粉・ほこり眼鏡セット。

引用元:「かめ」×「うさぎ」=かめうさ!

家内がマスクが、必需品ということで、マスクを選ぶことが多くなっています。

引用元:株主優待生活のすすめ

総合評価

デザイン雑貨事業で安定成長しつつ、電子タバコ事業の高成長が期待されています。

2018年7月時点でPER24.7倍/PBR3.55倍となっています。今後も2桁成長が続くことを織り込む水準です。

株価は2017年7月を天井として調整入りしています。コンビニ等でも電子タバコが安定的に販売されるようになり、VAPE事業の伸びが鈍化していることが原因と思われます。

小型で成長力があり指標的に割安だった時期に大きく投資していたものの、現在では利確後の残りを保有するのみとなっているとコメントされています。

トランザクションは小さな会社ですが、成長力があり、指標的にも割安で、かつ総合利回りも非常に高かったことから、数年前の一時期には準主力として戦っていたこともありました。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

全て普通評価となっています。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:C
・財務安定度:C
・配当利回り:C
・割安度:C

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

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