アーバネットコーポレーション(3242)

アーバネットコーポレーションは、投資用ワンルームマンションの専業。設計・開発に特化、コンパクト、ファミリーにも展開。

株主優待は株主優待ポイントです。1年以上で長期優遇制度もあります。

アーバネットコーポレーションの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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業績曲がり角を優待新設で支える

事業内容

アーバネットコーポレーションは、投資用ワンルームマンションの開発および1棟販売が主力です。その他、コンパクトマンションやファミリーマンションの分譲、戸建住宅の分譲も行っています。

もともとは設計会社からスタートしており、社長自身も1級建築士であるなど、建築士集団であることが強みです。そのため、マンションのデザインを大切にしています。

リーマンショックで大赤字も徐々に回復

アーバネットコーポレーションは、2009年に18億円という巨額の最終赤字を計上しました。

しかしながら、その後は増収増益傾向となり、2017年6月期には15億円弱の最終黒字となり、リーマンショックの傷は完全に癒えた状態となっています。

端境期

順調に業績を伸ばしてきたアーバネットコーポレーションですが、2018年6月期は減収減益決算に沈む見通しです。

マンション販売戸数が減少する他、利幅が取れる一棟一括販売がないため、採算が降下しています。

2018年6月期が底となり2019年6月期は回復することが見込まれていますが、不動産市況に左右される業種でもあり、業績回復が実現するかが今後の注目となります。

株主優待新設で注目

2018年2月8日、アーバネットコーポレーションは2Q決算と同時に株主優待の新設を発表しました。

2Qで30%減益という業績よりも、優待新設の好感が勝り、株価は急騰しました。

好みのタイプではないが、優待新設で「優待族としては必然の参戦」ということで購入されたようです。

率直に言うとあまり好みのタイプの銘柄ではないのですが、2018年2月8日に発表となった上記の新設優待の内容が良く、十分な総合利回りが出ていることから、「優待族としては必然の参戦」となりました。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

優待権利が1,000株以上であるため、買い増したとコメントされています。

優待権利を獲得するため、600株→1000株へ買い増しています。

引用元:高配当株とJリートで自分年金づくり

株主優待は株主優待ポイント

株主優待は保有株式数に応じて株主優待ポイントがもらえます。そのポイントを様々な商品と交換することができます。

  • 1年未満
    • 1,000株以上   3,000ポイント(3pt/株)
    • 2,000株以上   6,000ポイント(3pt/株)
    • 3,000株以上   9,000ポイント(3pt/株)
    • 4,000株以上 15,000ポイント(3.75pt/株)
  • 1年以上
    • 1,000株以上   3,500ポイント(3.5pt/株)
    • 2,000株以上   7,000ポイント(3.5pt/株)
    • 3,000株以上 10,000ポイント(3.3pt/株)
    • 4,000株以上 16,000ポイント(4pt/株)
  • 2年以上
    • 1,000株以上   3,500ポイント(3.5pt/株)
    • 2,000株以上   7,000ポイント(3.5pt/株)
    • 3,000株以上 11,000ポイント(3.67pt/株)
    • 4,000株以上 19,000ポイント(4.75pt/株)

4,000株が最も利回りが高くなります。

株主優待ポイントについては1ポイントで1円相当とされていますが、見方によっては価値が異なるようです。

1ポイント=1円相当で、ネット上で様々な商品と交換できます。最近非常に良くあるやつですね。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

1,000株保有=3,000ポイントで貰えるの例としてお米2.5kgとあり、それなら1,000円程であるため、1ポイント0.3~0.4円程度と計算され、あまり魅力を感じられないとする意見もあります。

お米2キロですとスーパーで1,000円程で買えますので、約35万円の投資で年間1,000円と考えると個人的にはあまり魅力を感じられないので買い増す予定はありません。

引用元:配当金だけで生活できるその日まで

総合評価

不動産市況に左右される銘柄であり、ここ数年は好調だったといえども業績の安定感はありません。

優待新設により優待族からも注目されることとなりましたが、長期ホールドには向かない銘柄であり、あえて手を出す必要は無いように思います。

過去の経験からは嫌な予感はするものの、注意深くホールドするとコメントされています。

このところ業績もイマイチで、過去18年間の自分の経験からはちょっと嫌な予感がしますが、ま、しっかりと見ながら注意深くホールドしていく予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

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