ボルテージは、恋愛シミュレーションゲーム先駆。携帯公式サイト向けやスマホ向けに配信。顧客は女性が中心。
株主優待はクオカードです。
ボルテージの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。
スマホゲームの当たり外れ
事業内容
ボルテージは、日本語女性向けのモバイルコンテンツ制作を主力として、日本語男性や英語女性向けにも事業拡大しています。
2015年にはLINE GAMESに初の恋愛ドラマアプリを提供する等により業績を伸ばしました。
赤字転落
スマホゲームの当たり外れによる業績のブレが大きく、主力の恋愛ゲームがジリ貧になってからは業績縮小→赤字転落をたどっています。
2017年6月期決算においては、1年で1/3の売上が消えてしまったことを指摘されています。
今回みて一番に感じたのは主力の恋愛ゲームが思いっきりジリ貧になっている。
ということです。一年で1/3の売上が消えてしまいました。
引用元:Kabu Berry
2018年6月期決算においては、広告宣伝費を回収できずに赤字転落となる見通しです。
複数のゲームタイトルを投入していますが、どれも低調な結果であると指摘されています。
主力の日本語女性向けセグメントにおいて、カジュアル層向けの「ダウト」が苦戦したほか、カジュコア層向けの「恋乱」も投入した広告宣伝費のわりに低調な推移となり、コア層向けに投入した「アニドルカラーズ」も課金不調となり、業績を大きく押し下げました。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
流行りのVR/AI頼み
ジリ貧が続くボルテージですが、VR/ARやAIを取り入れたモバイルコンテンツ事業を手掛ける子会社を新設することがニュースとなっています。
女性向けのソシャゲ開発・運営をしているイメージが強くて、人工知能…?と思ってみたら、 近々VRやAIを用いた新会社を設立するからでした。
引用元:のころぐ
株主優待はクオカード
株主優待は100株以上で1,000円相当のクオカードがもらえます。
オリジナルデザインのクオカードで、ボルテージが得意とする女性向けの恋愛ゲームの絵柄であるため、使用するにあたってちょっと微妙だというコメントが多いです。
今回、初めて貰いますが…。恋愛ゲームの会社とのことですが….。微妙です。(笑)
使うときにはやや勇気がいるかもしれません
個人的には何回も出すのは躊躇われるので
少し大きい額を使ったときに他のカードとまとめて使いたいところですかね
引用元:ゆとりのある生活がいい!
総合評価
スマホゲーム業界ではヒット作1つで業績が一変するため、材料株に分類しますが、2018年5月時点ではその材料は無さそうです。
無借金でキャッシュを溜め込んでいましたが、2018年6月期の赤字で相当分を吐き出しており、黒字転換が達成されるまでは手出し無用と思われます。
創業者社長が復帰しても業績は悪化の一途を辿っており、雌伏期が継続していると指摘されています。まずは四半期黒字化を実現しないと議論のスタートにもならないとされています。
目玉として導入した「タイトルユニット制」などは完全に裏目に出ており、ヒットタイトルもないことから、当初掲げていた売上高200億円・営業利益20億円は完全に画餅状態に陥っています。そのため、目先の目標は黒字復帰かと思われ、まずは進行期の4Qにおいて、会社側のアナウンスである“四半期黒字化”を実現してから議論と言えます。
引用元:なちゅの市川綜合研究所
株価の値動きが激しい業界であり、投資としては今後も手は出さないとコメントされています。
株価の値動きがそもそも激しい業界なので、投資としては今後も手は出さないでしょうけれども、VRやAIを駆使したモバイルコンテンツをどう発展させていくかが見ものだと思います。
引用元:のころぐ