ヤマザワ(9993)

ヤマザワは、山形主地盤に宮城、秋田にも店舗展開する食品スーパー。子会社でドラッグ、調剤、食品製造も。

株主優待は年2回(2月8月)で自社買物券等です。

ヤマザワの概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

スポンサーリンク

苦戦続く東北の食品スーパー

事業内容

ヤマザワは山形・宮城を地盤とする食品スーパーで傘下にドラッグストアも持っています。売上比率は食品スーパーで88%、ドラッグストアで12%となっています。

2018年5月時点で67店舗を展開しており、内訳は以下の通りです。

  • 山形:43店舗
  • 宮城:24店舗

2013年時点で以下のようなコメントがありましたが、宮城県は2店舗増に留まっており、積極出店とは言い難い状況です。

現在スーパーマーケットyamazawaは山形県に44店舗、宮城県に22店舗お店を構えています。近年は第2ドミナントエリアの形成に力を入れており、宮城県内の積極的出店計画を進めています。

引用元:おすすめ株主優待券 銘柄リスト

ドラッグストアを含めた新規出店により売上は微増であるものの、東北という地盤柄、人口減少の中で競争が厳しく、苦戦していると指摘されています。

●新規出店により売上高は増加している一方で、人口減少の中、競争が厳しい業界で苦戦中。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

財務は安定的

2018年2月期においては、実質無借金経営で自己資本比率58%となっています。

自己資本比率は継続して50%を上回っており安定感があります。(反面、成長に向けた投資ができていないことの証左でもあります。)

●自己資本比率が5割台で、財務面で比較的安定している。
●現在の株価は、PBRが1を下回り、資産面で割安感がある。

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

中期経営計画

ヤマザワは、2019年2月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画を発表しています。

2019年2月期において、売上高1,200億円(年率+2%成長)、経常利益30億円(年率+15%成長)を目標値としています。

2018年2月期にて2年を終えましたが、売上高1,143億円、経常利益12.3億円に留まっており、既に中期経営計画に対しては白旗をあげた状態です。

株主優待は年2回(2月8月)で自社買物券等

株主優待は年2回(2月8月)で、保有株式数に応じて自社買物券等がもらえます。

2月は、山形・宮城県内在住であれば自社買物優待券、それ以外は全国共通ギフト券となります。8月は、山形・宮城県内在住であればどちらかを選択、それ以外はお米となります。

  • 2月
    • 100株以上
      • 自社買物優待券100円×20枚(2,000円相当)
      • 全国共通ギフト券1,000円×1枚(1,000円相当)
    • 1,000株以上
      • 自社買物優待券100円×50枚(5,000円相当)
      • 全国共通ギフト券1,000円×3枚(3,000円相当)
    • 3,000株以上
      • 自社買物優待券100円×100枚(10,000円相当)
      • 全国共通ギフト券1,000円×5枚(5,000円相当)
  • 8月
    • 100株以上
      • 自社買物優待券100円×20枚(2,000円相当)
      • 山形県産つや姫2kg
    • 1,000株以上
      • 自社買物優待券100円×50枚(5,000円相当)
      • 山形県産つや姫5kg
    • 3,000株以上
      • 自社買物優待券100円×100枚(10,000円相当)
      • 山形県産つや姫7kg

これらの優待は山形・宮城県外の個人投資家からも人気があるようで、多くの報告ブログがあります。

山形県のお米であるつや姫を大変気にいっているようです。

maruyuki家では、『つや姫』を食べています。yuki氏は、初めてつや姫を食べた時、その美味しさに衝撃を受けたそうです。

引用元:maru-yuki blog

こちらもつや姫が美味しいお米だと評価されています。

つや姫は魚沼コシヒカリと同じくらい美味しいお米です。
地元の株主は割引券がもらえるようですが、私のところには8月権利はつや姫2kg、2月権利には100株で1000円のギフトカードが貰えます。

引用元:株主優待一直線

九州在住の方もつや姫を評価されています。

私は九州在住なので選択することなく、つや姫が送られてきました。
つや姫って美味しいですよね。
美味しいお米の到着でテンションあがります

引用元:コバンザメの株日記

総合評価

新規出店やM&Aによる成長を掲げていますが、実績には表れていない状況が続いています。中期経営計画も頓挫しており、巻き直しに期待したいところです。

2018年5月時点でPER40.7倍/PBR0.72倍となっています。PBR的な評価に留まっており、PERが高いのは利益率が低すぎることの裏返しだと思われます。

PBR1倍割れが続いており、買収される側にでもならない限りは、株価上昇のカタリストは見えません。

一方で、PBR1倍割れ、安定的な財務、継続する黒字により、優待を目的とした100株ホールドは問題がないと思われます。

指標的に特にコメントはないものの、優待をもらう分をホールドするには問題ないと評価されています。

ヤマザワは指標的に特に見るべきものはありませんが、ま、PF中位としては特に問題はないと思います。。これからも優待を楽しみに末永くホールドして応援していく予定です。

引用元:みきまるの優待バリュー株日誌

すべて普通の評価となっています。

【 きびなごの格付け 】 C
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:D
・財務安定度:C
・配当利回り:C
・割安度:C

引用元:株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ

ヤマザワの地盤である宮城・山形県に住んでいるなら、ぜひとも押さえておきたい株主優待であると評価されています。

あなたが宮城・山形のいずれの県に住んでいるなら、ぜひとも押さえておきたい株主優待の1つです。

引用元:東北投信

スポンサーリンク
オススメの記事
オススメの記事